Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

交通安全キャンペーン“THINK”(英国)

 英国交通省(Department for Transport)は7日、使用中の医薬品が車の運転に影響を及ぼすかどうかを確認することを呼びかけるキャンペーン“THINK!”を開始すると発表しています。 続きを読む


エゼチミブにがんリスクの関連はおそらくないが(米FDA)

 去年8月24日のTOPICSで、シンバスタチン(リポバス)とエゼチミブ(ゼチーア)との合剤のVytorinについて、がんリスクの増加と関連があるかどうかを米FDAが調査中であることを紹介しましたが、22日、FDAはその調査結果をようやく発表しています。 続きを読む


ピルの処方せんなしでの試験販売始まる(英国)

 昨年末に、英国でピルを薬局で処方せんなしでの試験販売(pilot scheme)が始まるということを紹介しました(TOPICS 2008.12.10)が、ようやく始まったようです。11日、南ロンドンの2つのPCT(Southwark、Lambeth)の3薬局で、16歳以上の女子に対して10月より試験販売が開始されていることが明らかになり、各紙が伝えています。 続きを読む


FDA Drug Safety Newsletter(vol.2 No.3 2009)

 米FDAは3日、FDA Drug Safety Newsletter – Volume 2, Number 3, 2009 を公表し、Postmarket Reviews のページで本サイトでも紹介した、テストステロンゲル(TOPICS 2009.05.08)と亜鉛含有点鼻薬の問題(TOPICS 2009.06.17)が改めて取り上げられています。 続きを読む


フィナステリドと男性の乳がんリスク(英MHRA)

 MHRA(英国医薬品庁)は、3日“Drug Safety Update”と“Public Assessment Report”を公表し、5α-還元酵素阻害薬フィナステリドの安全性情報のUpdateを勧告してます。 続きを読む


英医薬品庁、タムスロシンのスイッチを承認

 MHRA(英国医薬品庁)は3日、前立腺肥大の症状を緩和するOTC薬“Flomax Relief”(タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル)を承認したと発表しました。 続きを読む


コードネーム Pangea II(国際刑事警察機構)

 Interpol(国際刑事警察機構)は19日、オンラインでの偽造医薬品・違法医薬品(counterfeit and illicit medicines)の販売を撲滅するため、11月16日から20日まで、各国医薬品規制機関、WHOの International Medical Products Anti-Counterfeiting Taskforce (IMPACT) と協力した集中取締“Pangea II”を開始していることを明らかにしました。 続きを読む


European Antibiotic Awareness Day 2009

 11月18日は、去年から始まった“European Antibiotic Awareness Day”です。(TOPICS 2008.11.08) 今年も各国でさまざまな取り組みが行われているものと思いますが、下記サイトでは、抗生剤の適正使用のためのさまざまな情報がアップデートされています。 続きを読む


クロピドグレルとオメプラゾールの併用は避けるべし(米FDA)

 PPIが抗血小板薬クロピドグレル(プラビックス)の作用を減弱させるかもしれないという記事(TOPICS 2009.01.29)を以前紹介しましたが、17日米FDAは、クロピドグレルの十分な効果が得られなくなるとして、PPIの一つであるオメプラゾールの併用を避けるよう勧告しました。 続きを読む


最近の海外における添付文書変更などの措置状況

 11月6日、薬事・食品衛生審議会の平成21年度第2回医薬品等安全対策部会が開催され、3月1日から8月31日までに厚労省が把握した外国での新たな措置状況の概要が公表されています。  続きを読む