Category Archives: Pharmacist

薬剤師に関する情報です。

OTC医薬品や薬局をめぐる問題は今も変わらず?

 最近、6~8年前に書いたOTC医薬品や地域薬局をめぐる当時の考えや出来事をまとめた原稿のWEB掲載を依頼されました。 続きを読む


海外におけるセルフメディケーション(厚生労働科学研究)

 昨年の春から夏にかけての公表より遅れて厚生労働科学研究成果に順次掲載される前年度(2010年度)の厚生労働科学研究の報告書ですが、21日までに私たちと関連深い「医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究」の報告書(全文)のほとんどがようやくアップされました。

 今回まず紹介するのは、「諸外国におけるセルフメディケーション・OTC販売に関与する専門家の役割及びトレーニングの状況調査に関する研究」という、海外におけるセルフメデフィケーションの現状とこれに関わる地域薬局の取り組みを紹介したものです。日本における今後の地域薬局の活動の展開の可能性についての示唆となるもので、是非皆さんも一読することをお勧めします。 続きを読む


地域薬局・薬剤師と Public health 活動

 TOPICS 2011.07.28 で紹介した論文に続き、地域薬局における Public health 活動についてレビューを行った研究です。 続きを読む


防災型お薬手帳(静岡県)

 静岡県ではこのほど3師会が共同で、災害時の医療現場でも活用できる「防災型お薬手帳」を作成し、6日静岡県庁で行われた記者会見でお披露目を行っています。 続きを読む


経口避妊薬とスタチンの継続使用に処方せんは不要(豪州)

 豪州保健相のPlibersek は1日、国民健康保険(地域薬局合意)に関する法案が1日に可決され、経口避妊薬とスタチンなどの高コレステロール治療薬について、継続処方などの条件はあるものの、処方せんなしで購入できることが近く可能となることを明らかにしています。(各紙によれば7月実施) 続きを読む


OTCを活用した薬剤師の新しい役割を検討へ(米FDA)

 米国の医薬品の分類(カテゴリー)というと、処方せん医薬品と一般の商店でも販売が可な非処方せん薬の2つしかありませんが、米FDAでは、薬剤師の職能と最新のテクノロジーを活用して、第3のカテゴリーの検討に乗り出しています。 続きを読む


地域薬局でのリフィルに20ドル(カナダ・アルバータ州)

 カナダ・アルバータ州政府は13日、7月1日から地域薬局でのリフィル処方に対し、20カナダドル(1,560円)の処方料を支払うと発表しています。 続きを読む


電子版「糖尿病連携手帳」「お薬手帳」検討状況

 おくすり手帳の電子化や電子版「糖尿病連携手帳/カード」などの導入の提言が行われている(TOPICS 2011.05.27)、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)・医療情報化に関するタスクフォースの第12回の会合が13日、5か月ぶりに開催されています。 続きを読む


後発医薬品調剤体制加算は5点、15点、19点(中医協答申)(Update2)

 10日、中医協の総会が行われ、2012年度診療報酬改定案について原案通り答申が行われました。注目の後発医薬品調剤体制加算は、22%以上が5点、30%以上が15点、35%以上が19点(現行20%以上6点、25%以上13点、30%以上17点)となりました。 続きを読む


中学生から見たセルフメディケーション

 平成24年度からは新中学校学習指導要領に従い、医薬品の適正使用についての教育(くすり教育)を行うことになっていますが、東京薬科大学の研究グループがその効果的な方法論を構築する目的で中学生を対象としたくすりに関する意識調査を行っています。 続きを読む