Category Archives: 病気

疾患・治療法に関する情報です。

ビクトーザの回収を求める請願書が提出(米国)

 日本でも販売が開始されて2年近くになるGLP-1アナログ製剤のビクトーザですが、米医薬品監視団体の Public Citizen は19日、臨床的にベネフィットより甲状腺がん、膵炎、重篤なアレルギー反応や腎不全などの有害事象のリスクが上回るとして、ビクトーザの回収を求める請願書をFDAに提出したことを明らかにしています。 続きを読む


認知症ケアパス部会報告書(案)(東京都)

 TOPICS 2011.10.06 2011.12.22で紹介した東京都認知症ケアパス部会ですが、7日に2月16日に開催された第6回会合の資料が公開され、第6回会合では報告書(案)が示されています。 続きを読む


糖尿病患者へのラジレスとARB/ACEの併用は禁忌(欧州医薬品庁)

 欧州医薬品庁(EMA)は17日、アリスキレン(商品名:ラジレス、海外では配合剤もあり)についてのレビュー結果を明らかにし、ARBまたはACE阻害剤とラジレスとの併用については、糖尿病患者及び中等度から重度の腎障害への患者については禁忌とする勧告を行いました。 続きを読む


治りにくい下痢はPPIの使用との関連を疑え(米FDA)

  Clostridium difficile 関連の下痢(CDAD:Clostridium difficile–associated diarrhea)とPPIの使用との関連性については、以前から指摘されているところですが、米FDAは8日、より踏み込んだ注意喚起を行っています。 続きを読む


ラジレス情報(カナダ)

 ヘルスカナダ(Health Canada)は23日、ノバルティスのカナダ法人が18日付けで医療専門職向けに宛てた安全性情報(Letter)を明らかにし、今回の情報を支持するとしています。 続きを読む


タミフルの有用性に疑問(コクランレビュー)

 18日、ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)の効果についてのコクランのシスティマテイックレビューの更新版が発表されています。結果もさることながら、必要なデータが製薬会社から開示されなかったとして、十分な評価が行えないとの異例のコメントが付されたことから、各紙が取り上げています。(現在も各記事を検証中。一部、翻訳・解釈に自信がないところがありますのでご了承を) 続きを読む


スタチンと高血糖・糖尿病のリスク(英医薬品庁)

 欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)のファーマコビジランス作業部会(PhVWP)の10日の発表(TOPICS 2012.01.11)に合わせて、英医薬品庁(MHRA)でも12日、Drug Safety Update で関連情報を公表しています。 続きを読む


抗がん剤による副作用被害救済の難しさ

 医薬品副作用救済制度では、がん等特殊な疾病への使用が目的とされている医薬品の副作用による健康被害は救済の対象外とされています。 続きを読む


糖尿病患者へのラジレスとARB/ACEの併用回避を勧告

 TOPICS 2011.12.24 で紹介したラジレスによるALTITUDE試験の中止発表の件ですが、日本でも予防的措置として、糖尿病患者へのラジレスとARBまたはACE阻害薬を併用しない、すでに併用治療が行われている患者については、ラジレスの投与中止を求めるアナウンスがノバルティス社により行われました。 続きを読む


東京都認知症ケアパス部会

 TOPICS 2011.10.06 で紹介した東京都認知症ケアパス部会ですが、12月日に開催された第4回会合までの資料が公開され、第46回会合では報告書の骨子が示されています。 続きを読む