Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

インフルエンザ予防接種も薬局ビジネス(米国)

 いよいよインフルエンザのシーズンが近づく季節になっていますが、米国では先シーズン、20%の人がインフルエンザの予防接種を薬局で受けているそうです。 続きを読む


Prescribing(処方)に関する特集号(BJCP誌)

 5日にアップされた、今のところオープンアクセスの British Journal of Clinical Pharmacology 誌の特集号です。(見れなくなったらすみません) 続きを読む


日本人はOTCの副作用や依存性はあまり気にかけない?

千葉大の研究グループがOTC医薬品に対する生活者の意識について興味深い調査結果を発表しています。 続きを読む


エピペンとAED、どこまで設置が必要か

 去年9月薬価収載で、日本でも社会的な認知が高まっているエピペンですが、米国では、いざという時にいつでもに使用できるよう、あらゆる学校で常備することを法律で義務付ける動きが各州に広がっています。 続きを読む


タミフルOTC化でも耐性増やワクチン接種率低下は認めず(NZ)(UPDATE)

 ニュージランドでは2007年からインフルエンザシーズン(5-9月)に限り、タミフルの処方せんなしでの販売が認められていますが、OTC化によって、インフルエンサウイルスの耐性が増えたり、後で使うために備蓄購入される、インフルエンザワクチンの接種率に影響を与えることはなかったとする論文がJournal of Antimicrobial Chemotherapy 誌のオンライン版に発表されています。(FULL TEXT で見たい) 続きを読む


後発品の使用促進で薬局にペナルティ(仏)

 BSニュースでやっていた話題です。WEBで調べたら、初めてのケースとして結構話題になっていました。 続きを読む


サリドマイド開発会社が50年を経て被害者に初めて謝罪

 日本で薬害を学ぶときに必ず出てくる1960年代のサイドマイド事件ですが、8月31日にドイツ国内で行われたサイドマイド事件の記念碑の除幕式で、1957年にこのサリドマイドを開発し、販売をした旧西ドイツのグリュネンタール(Grünenthal)社のCEOが、薬害が明らかになってから50年を経て初めて、障害を持って生まれた数千人に対し、謝罪のスピーチを行い、海外で話題になっています。 続きを読む


抗うつ薬と交通事故のリスク(仏)

 仏医薬品安全庁(ANSM:the National Agency for the Safety of Medicines、規制庁の名称が変わっています)は29日、抗うつ薬を使用して運転すると交通事故を起こすリスクが高まるとして注意を呼びかけています。 続きを読む


経口/緊急避妊薬の再分類実施は3年間先送り(韓国)

 TOPICS 2012.06.07 で、韓国食品医薬品安全庁が医薬品の分類案を公表し、7月下旬までに正式決定するという話題を紹介しましたが、日本語の記事が出ていたので調べたところ、29日に最終決定が行われたそうです。 続きを読む


最新情報の情報源

 とぎどき、「記事の情報源はどのようにしているのですか」と尋ねられることがあるのですが、どのようにしているかというと、まず、WEBのニュース記事をチェックして、一次資料を確認、そして記事としてできそうなもののみを書いています。 続きを読む