Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

論文・報告あれこれ 2012年8月

 今月のちょっと気になった論文や報告などです。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。  続きを読む


プレガバリン、乱用や依存について注意喚起が必要ではないか

 いつもチェックしている、集中・MEDICAL CONFIDENTIAL に掲載されていた、浜六郎氏執筆の記事が目に留まりました。 続きを読む


2割の施設が一般名処方での情報提供を求めず?(日医調査)

 日医ではこのほど、今年度実施された診療報酬改定を検証し、今後の診療報酬改定のための重要な基礎資料とすることを目的に実施した「2012年度診療報酬改定についての調査」の結果を公表しています。(詳細は日医総研のページに掲載) 続きを読む


スタチンの使用と新規発症の糖尿病リスク

 スタチンが新規の糖尿病発症リスクを増加する可能性があるとして、海外の当局が注意喚起をおこなったという話題は以前紹介しましたが、関連性を示唆する新たな研究が British Journal of Clinical Pharmacology 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む


OTC薬の乱用・依存の実態(厚生労働科学研究)(Update2)

 これも、国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部のサイト(http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/)で見つけた最新の厚生労働科学研究です。(現時点ではまだ厚生労働科学研究成果データベースには掲載されていません。) 続きを読む


向精神薬の不適切処方、門前薬局では指摘しずらい?

 前記事の疑義照会について調べていた際にたまたま見つけた最新の厚生労働科学研究です。国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部のサイト(http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/)に7月20日に掲載されたばかりで、 現時点ではまだ厚生労働科学研究成果データベースには概要版も掲載されていません。 続きを読む


日本における Disease Mongering

 6年ほど前から知られるようになった“Disease Mongering” という概念をご存じでしょうか? 「病気づくり」「疾患喧伝」「病気の売り込み行為」などさまざまな和訳がありますが、簡単に言うと、「診断されていない疾病について、生活者が気づくのを助けるというメディアなどを通じての広告のキャンペーン」のことを指します。  続きを読む


論文・報告あれこれ 2012年7月

 今月のちょっと気になった論文や報告などです。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。  続きを読む


フィナステリドによる性機能不全は中止後も持続する?

プロペシア(フィナステリド)による性機能不全(Sexual dysfunction)の副作用の可能性はよく知られているところですが、 The Journal of Sexual Medicine 誌に服用中止後もこの性機能不全が持続する可能性があるとした報告が掲載され、話題となっています。(NHS Choice に研究の詳しい紹介あり。報道は誇張しすぎと少し批判) 続きを読む


海外でも薬剤師題材のドラマはあまりないらしい

 いつも、ためになる記事が出ているカナダ薬剤師会雑誌の記事ですが、最新号に掲載された下記のタイトルを見て一瞬ドキッとしました。

Don’t pharmacists have sex appeal?
CPJ  145(4) p192,2012)
http://www.cpjournal.ca/doi/full/10.3821/145.4.cpj192 続きを読む