地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました
論文・報告あれこれ 2020年7月をアップしました
論文・報告あれこれ 2020年8月をアップしました

OTC風邪薬の乳幼児への使用、大幅に規制か(米国)

 8月16日のTOPICで、乳幼児へのOTC風邪薬・咳止め薬についての有効性や安全性の再検討が、10月18日、19日に開催される米FDAの諮問委員会で検討が行われると紹介しましたが、この諮問委員会の開催に先立って、FDAの安全部門の担当者によるレビューなどが掲載された報告書とOTCの業界団体であるCHPA(Consumer Healthcare Products Association)の意見書が27日FDAのウェブサイトに掲載されました。 続きを読む


ジェネリック医薬品推奨マークGOLD

 日本ジェネリック医薬品学会(http://www.ge-academy.org/)では、ジェネリック医薬品に積極的に取り組んでいる医療機関・薬局に、ついて、「ジェネリック医薬品推奨マーク」を作成し、配布するする取り組みを行っていますが、 続きを読む


支払基金が、保険適応外薬の給付を認める事例を公表

 保険適応外についての診療行為について、保険を給付するかどうかの判断については、審査支払機関の審査に委ねられているのが現状ですが、その審査の透明性を高めるため、平成16年7月に「審査情報提供検討委員会」が設置され、保険適応外の事例についての検討が進められてきました。 続きを読む


高齢者に対して特に慎重な投与が求められる薬(Update)

 カナダNPOのCIHI(The Canadian Institute for Health Information)は、6年前よりも減少傾向にあるものの、高齢者のおよそに4人に1人がハイリスクな薬が処方されているというレポートをまとめ、13日発表しています。 続きを読む


たばこパッケージの健康警告デザインコンテスト

 2005年2月に発行された、たばこ規制枠組み条約によると、たばこのパッケージに記載される「警告表示」は、「たばこ包装の前面と裏面の50%以上を占めるべきであり、主たる表示面の30%を下回るものであってはならない」ということになっています。 続きを読む


食品添加物と子どもの多動性

 いまや私たちの食生活に欠かせないものに食品添加物がありますが、このほど英国の研究グループが、お菓子や清涼飲料水などに含まれる着色料や保存料が、ADHDの症状の一つでもある多動性(hyperactive behaviour)と関連性があるとする論文をLancet に発表し、欧米では大きな話題となっています。 続きを読む


新医薬品産業ビジョン

 厚労省では2002年、国家戦略としての医薬品産業ビジョンである、「『生命の世紀』を支える医薬品産業の国際競争力強化に向けて~医薬品産業ビジョン~」(以下、前ビジョン)を策定し、今年で5年が経過していますが、国際的に魅力ある創薬環境・医薬品市場の実現及び医薬品産業の国際競争力を強化する観点から、今年、新たに「新医薬品産業ビジョン~イノベーションを担う国際競争力のある産業を目指して~」(以下、新ビジョン)を策定、30日公表しています。 続きを読む


プソイドエフェドリンの販売規制が決まる(英国)

 29日、MHRA(英国医薬品医療用製品規制庁)はプソイドエフェドリン及びエフェドリンの販売規制についてのPublic consultationの結果を発表し、今後2年間、これらのOTCの販売状況を見守り、POM薬(処方せん医薬品)への再分類は当面行わないと発表しました。 続きを読む


コデイン服用後の有害事象は遺伝子の型によって左右される

 米FDAは17日、授乳婦(nursing mothers)に対し、ごく稀ではあるが、コデイン服用後代謝の過程でできたモルヒネが乳汁に移行し、これを飲んだ乳幼児が呼吸抑制などの有害事象を起こす可能性があるとして、注意喚起を行っています。 続きを読む


乳幼児へのOTC風邪薬の有効性・安全性再検討へ(米FDA)

 米FDAは15日、医師の許可なしに2歳未満の子どもにOTCの鎮咳薬や風邪薬を使用しないよう注意喚起をするとともに、10月18日、19日に開催予定のNonprescription Drugs Advisory Committee(非処方せん薬諮問委員会)とPediatric Advisory Committee(小児科諮問委員会)との合同諮問委員会で、この問題についての検討を行うと発表しました。 続きを読む