地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)の記事を更新しました
論文・報告あれこれ 2020年7月をアップしました
論文・報告あれこれ 2020年8月をアップしました

FDA諮問委、6歳未満に風邪薬を使用しないことを勧告

 米FDAは、18日、19日の2日間にわたって、非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)と小児科諮問委員会(the Pediatric Advisory Committee)の合同の委員会を開催し、小児への風邪薬や咳止めについての有効性や安全性についての審議を行いました。 続きを読む


米国版おくすり手帳

 米国ヘルスシステム薬剤師会(ASHP:the American Society of Health-System Pharmacists、病院薬剤師会に相当)とASHP研究教育財団(ASHP Research and Education Foundation)は、このほど sanofi-aventis 社のバックアップを受けて、“My Medicine List”を作成したと発表しました。 続きを読む


吸入型インスリン、米国での販売中止へ

 米国ファイザー社は18日、第3四半期の業績発表の中で、吸入型のインスリン製剤“Exubera”の販売を中止すると発表しました。発売2年も経たないうちに販売中止になるとは驚きです。 続きを読む


勃起不全治療薬と突発性難聴リスク(米国)

18日、米FDAはバイアグラ(肺高血圧症治療薬として承認されている“evatio”も含む)、レビトラ、シアリスなどホスホジエステラーゼ タイプ5(PDE5)阻害薬について、突発性難聴(sudden hearing loss)の潜在的リスクがあるとして、ラベルの変更を行うと発表しました。 続きを読む


リタリン、うつ病に関する適応症の削除が決まる

 17日、厚労省の薬事・食品衛生審議会 医薬品第一部会が開かれ、リタリン及びコンサータの取扱いについての審議が行われました。資料も異例の速さで厚労省ウェブサイトに掲載されました。 続きを読む


後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム

 政府では、「経済財政改革の基本方針2007」(平成19年6月19日閣議決定) において、「平成24年度までに、後発医薬品の数量シェアを30%(現状から倍増) 以上にする」として、現在後発医薬品の使用促進をすすめていますが、その信頼性を高め、使用促進を図るため、「安定供給等」「品質確保」「後発医薬品メーカーによる情報提供」「使用促進に係る環境整備」「医療保険制度上の事項」関し、国及び関係者が行うべき取組を明らかにするため、厚労省は15日、後発医薬品の安心使用促進アクションプログラムを明らかにしました。 続きを読む


小児用OTC風邪薬・咳止め薬、自主回収へ(米国)

 1週間後に、小児OTC風邪薬の有効性・安全性についての検討を行う米FDA諮問委員会の開催を控えた11日、小児用のOTC風邪薬・咳止め薬を発売する米国のメーカー各社は、過量服用の可能性があるとして、2歳未満への適応のある経口のOTC風邪薬・咳止め薬について、市場品を自主回収すると発表しました。すでにドラッグストアなどでは、商品の店頭からの撤去も始まっています。 続きを読む


スポーツファーマシスト

 地元の薬剤師らで、神戸で行われた第40回日本薬剤師会学術大会に参加しました。大会で発表された内容を元にいくつか情報を紹介したいと思います。 続きを読む


米FDA、BTC薬制度の導入を検討

 米FDAは3日、BTC(behind-the-counter)薬制度の構想を明らかにし、一般から広く意見を求めるため、11月14日に公聴会を開催すると発表しました。また、11月28日まで同制度についてのパブリックコメントを行うと発表しました。 続きを読む


タミフルは下水処理でも分解されず、耐性獲得のリスクに

 スウェーデンのウメア大学の研究チームは、タミフルの活性成分は、通常の下水処理で取り除くことができず、また紫外線照射によっても分解されずに自然界に排水とともに放出されるため、排水口近くの野生のカモなどがこれをエサとともに摂取した場合、ウイルスが突然変異を起こしてタミフルに対して耐性を獲得してしまう危険があるとする研究結果を、PLoS One 誌に発表しています。 続きを読む