Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

糖尿病治療薬と心筋梗塞

 世界トップブランドの糖尿病治療薬 Avadia(一般名:Rosiglitazone、本邦未発売)について、他の糖尿病治療薬を服用している人と比べ、心筋梗塞が43%、関連死が64%リスクが高まるとする論文が、21日のNew England Journal of Medicine誌のオンライン版に掲載され、大きな波紋が広がっています。 続きを読む


シーズン中は、処方せんなしでもタミフルが入手可能に(NZ)

 タミフルの使用が慎重になりつつある日本ですが、南半球に位置するニュージーランドでは、今年からインフルエンザシーズンの5月から9月に限り、12歳以上のインフルエンザ症状のある患者に対し、タミフルの処方せんなしでの販売が認められています。 続きを読む


一般用医薬品リスク分類のパブコメ結果が公表

今年始めに行われた、パブリックコメントの結果が9日、ようやく公表されました。寄せられた意見は、169通、846件で厚労省の見解が示されています。 続きを読む


エンブレル、56%が自己注射

 7日、ワイス株式会社・武田薬品工業株式会社は共同で、関節リウマチ治療薬「エンブレル(一般名:エタネルセプト)」の市販後全例調査登録終了したと発表しています。 続きを読む


一般用風邪薬を原料にメタンフェタミンを密造(韓国)

 複数成分が配合された一般用風邪薬を原料に、メタンフェタミンを密造し、使用したとして、米軍出身の在米韓国人グループが拘束、起訴されたと1日の韓国各紙が伝えています。 続きを読む


在宅医療で必要な医薬品等は誰が管理するか?

 来年度の実施をめざして、現在検討されている「後期高齢者医療」関連の情報についてはここでもいくつか紹介していますが、日本看護協会(http://www.nurse.or.jp/)では、このあり方について、注目すべき意見書を社会保障審議会医療部会に提出しています。 続きを読む


後発医薬品の使用状況調査報告書

 第12回中央社会保険医療協議会診療報酬改定結果検証部会で報告された、「後発医薬品の使用状況調査」の結果(案)が、厚労省HPに掲載されています。(5月16日の中央社会保険医療協議会総会で、調査票も加えられた正式版が公表、リンクも変更しました) 続きを読む


ペルゴリド、カベルゴリンに対し注意喚起を強化

 厚生労働省は19日、日本製薬団体連合会の安全性委員会に対し、抗パーキンソン剤のメシル酸ペルゴリドとカベルゴリンに対し、使用上の注意の改訂を指示、これを受けて、両剤は20日付けで添付文書を改訂しています。 続きを読む


海外規制機関 医薬品安全性情報Vol.5 No.8

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、4月19日、医薬品安全性情報(海外規制機関 医薬品安全性情報)Vol.5 No.8を公表しました。 続きを読む


後発医薬品優先使用に方針転換へ

 2006年度の診療報酬の改定では、「後発品への変更可」の欄に医師の署名があった場合のみ、後発医薬品への変更が認められていましたが、2008年度からはこの方針を大きく転換し、後発医薬品が優先して使用されるように処方せんの書式を改めることを検討しているようです。すでに、産経新聞が先行して伝えていましたが、22日の読売新聞が大きく伝えています。 続きを読む