Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

国立医薬品食品衛生研究所報告から

 前記事で紹介した国衛研の報告には、現場と関係がある興味ある研究や報告があります。このうち最近のもので目に留まったものをいくつかを紹介します。 続きを読む


中学生から見たセルフメディケーション

 平成24年度からは新中学校学習指導要領に従い、医薬品の適正使用についての教育(くすり教育)を行うことになっていますが、東京薬科大学の研究グループがその効果的な方法論を構築する目的で中学生を対象としたくすりに関する意識調査を行っています。 続きを読む


論文・報告あれこれ 2012年1月

 今月のちょっと気になった論文や報告です。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。 続きを読む


タミフルの有用性に疑問(コクランレビュー)

 18日、ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)の効果についてのコクランのシスティマテイックレビューの更新版が発表されています。結果もさることながら、必要なデータが製薬会社から開示されなかったとして、十分な評価が行えないとの異例のコメントが付されたことから、各紙が取り上げています。(現在も各記事を検証中。一部、翻訳・解釈に自信がないところがありますのでご了承を) 続きを読む


過活動膀胱の概念は患者さんのためのもの? それとも?

 Eupopean Urology 誌に掲載された論説です。興味深い内容だったので紹介します。(今のところフリーアクセス) 続きを読む


netCare~薬局でプライマリ・ケア(スイス)

 スイスでは、4月から200の薬局と訓練を受けた450人の薬剤師が参加して、ITを活用したプライマリ・ケアのパイロット・プロジェクトが行われるそうです。 続きを読む


ラジレスとARB/ACEの併用は高カリウム血症のリスクを高める

 現在、糖尿病患者へのアリスキレン(ラジレス)とACE阻害薬/ARBとの併用を控える勧告(TOPICS 2011.12.28)が行われていますが、併用療法における高カリウム血症の発症リスクを調べたメタアナリシスがBMJ誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む


ニコチン置換療法の有用性に疑問?(米国研究)

 前記事に水を差すような論文が発表され、各国で大きな話題になっています。 続きを読む


タミフルと突然死(国内研究)

 NPO法人医薬ビジランスセンターの浜六郎氏らの研究グループは、タミフル使用で突然死が増加するとした研究結果を International Journal of Risk & Safety in Medicine 誌で明らかにしています。 続きを読む


地域薬局の調剤データベースを用いたタミフルの研究

 私の記憶ではあまり例がない、地域薬局の調剤データベースを用いた研究がPLoS One 誌に掲載されています。 続きを読む