Category Archives: 病気

疾患・治療法に関する情報です。

HPVワクチンの普及に向けて(日本思春期学会)

 前記事で、「多くの保護者や保健所・学校関係者はHPVワクチンについては、「メディアの報道と製薬会社のパンフレットしかない」ことに戸惑っています。」というブログ記事を紹介しましたが、日本思春期学会(http://www.adolescence.gr.jp/)のHPV緊急プロジェクトというワーキンググループが、子どもたちにHPVワクチンについて情報を伝える際の学習資料などとして活用が可能な「HPVワクチンの普及に向けて」という冊子(報告書)をこのほどまとめ、同学会のウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


公衆衛生の専門家から見たHPVワクチン

 またのこの話題かと思うかもしれませんが、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について、感染症やワクチン政策について詳しい公衆衛生の専門家などからは、科学的な根拠の不十分さや一般向けの情報の不足を指摘し、公費助成や義務化といった現在の動きについては疑問を投げかける意見が少なくありません。 続きを読む


公知申請・適応外薬の保険適応が前倒しで実施へ(Update)

 厚労省の足立政務官は23日、海外での使用実績などをもとに、新たな治験を省くことが認められた医薬品(=公知申請が可能な医薬品)について、承認前に保険適用する新たな制度案を明らかにしています。 続きを読む


ミドドリンの承認取り消しを検討(米FDA)

 米FDAは16日、起立性低血圧(orthostatic hypotension)の治療薬と して承認しているミドドリン塩酸塩(本邦名:メトリジン他)について、エビデンス証明のための市販後臨床研究が行われていないとして、承認の取り消しを検討していることを明らかにしています。 続きを読む


ハローキティが子宮頸がん予防を啓発

 グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)は16日、サンリオの人気キャラクター、ハローキティを使った子宮頸がん啓発サイトを開設しています。 続きを読む


Teenでもアセトアミノフェンで喘息リスク増大か

 TOPICS 2008.09.20  で、乳幼児のアセトアミノフェンで喘息のリスクを増すかもしれないとした論文を紹介しましたが、 同じ国際研究下で今度は13・14歳(Teen)を対象とした研究結果が公表されてます。 続きを読む


新型インフルエンザのパンデミックは終息(WHO)

 WHOのマーガレット・チャン事務局長は10日滞在先の香港で電話会見を行い、「H1N1型の新型インフルエンザは現在、パンデミック終了後の時期(post-pandemic period)に移行している」と述べ、昨年6月のパンデミック宣言から1年2ヶ月続いたパンデミックが終息したと発表しました。 続きを読む


子宮頸がん予防ワクチンによる有害反応の情報開示が必要

 5日の参議院の予算委員会と6日の厚生労働委員会で、子宮頸がん予防ワクチン問題が取上げられています。 続きを読む


「地域医療連携体制の構築と評価に関する研究事業」報告書

 全国保健所長会ウェブサイト(http://www.phcd.jp/)に掲載されている報告書で、医療連携における保健所の取組事例が紹介されています。この中には、医療連携に関わる地域薬局の事例がいくつか紹介されています。 続きを読む


薬局における熱中症に関する留意点

 猛暑の今年、私の薬局でも熱中症の患者さんが来局しています。熱中症についての適切な指導が行えるよう、WEB上の資料などを参考に、薬局における留意点を整理してみました。  続きを読む