Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

ガーダシルが医薬品第二部会を通過、承認へ

 30日、薬事・食品衛生審議会 薬事分科会の医薬品第二部会が開催され、MSD社が製剤販売承認申請をしていたHPVワクチンのガーダシル水性懸濁筋注、同シリンジについて、「承認して差し支えない」との結論をまとめました。 続きを読む


一般用医薬品の郵便等販売の経過措置延長の省令が公布

 5月27日付け官報で、一般用医薬品のネット・通信販売の経過措置の2年間の延長についての省令が公布されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)の本誌第5563号(2ページ)で1ヶ月閲覧できます。 続きを読む


プラバスタチン+パロキセチンで血糖上昇?

 日本でも広く使われているプラバスタチン(メバロチン、米国名:Pravachol)とパロキセチン(パキシル)を併用すると、血糖上昇の可能性があるとする研究が Clinical Pharmacology and Therapeutics 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む


論文・報告あれこれ 2011年5月

 今月のちょっと気になった論文や報告です。誤りがあったらご指摘下さい。月ごとにまとめて随時追加する予定です。  続きを読む


医療資源を有効活用するための5か条(米国)

 Arch Intern Med. 誌のオンライン版に、医療資源を有効活用するための5か条(?)が掲載され各紙が紹介しています。 続きを読む


薬物の脳内移行性は年齢によって異なる(霊長類)

 理化学研究所は25日、薬物の脳内移行性は年齢によって異なるとした研究結果を発表しています。ヒトによる研究ではありませんが、アカゲザル(霊長類)で行った実験で明らかになったとのことで、ヒトにおいても年齢による副作用の現れ方の違いに、脳内移行性の差が関わっている可能性を示しています。 続きを読む


イレッサ声明文案、国が3学会に提供

 イレッサ訴訟をめぐって医学会などが出した声明についての案を厚生労働省が作成したとされる問題(TOPICS 2011.02.24)で、厚労省は24日内部調査の結果を公表し、声明案が3学会に提供されていたことが確認されたそうです。 続きを読む


PDE5阻害薬と突発性難聴

 以前米FDAがバイアグラなどのPDE5阻害薬について、突発性難聴の潜在的リスクがあるとしてラベルの変更を行った(TOPICS 2007.10.09)ことを紹介しましたが、The Laryngoscope 誌に各国の報告事例を検討した研究が掲載されています。 続きを読む


アリセプト23mgの販売禁止を求める請願(米国)

  米医薬品監視団体の Public Citizen は18日、去年から米国内で販売されているアリセプトの23mg製剤について、10mg製剤よりも副作用が多く認められるなどとして販売の禁止を求める請願書をFDAなどに提出したことを明らかにしています。 続きを読む


イエローカード副作用報告システムは有用

 本サイトでもたびたび紹介している英国のイエローカード副作用報告システム(Yellow Card Scheme)ですが、さまざまな視点からの分析を行ったレポートが英国 NIHR Health Technology Assessment programme(http://www.hta.ac.uk/) のページに掲載されています。 続きを読む