Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

日本に倣った緊急避妊薬の試験販売実施へ(台湾)

台湾医薬品食品局(FDA)は4月30日、緊急避妊薬(事後避孕藥)の処方箋なしでの販売を部分的に認可する可能性があることを明らかにした。

面前服用や3週間後の婦人科受診など、現在日本で行われている試験版売のプログラムを参考に台湾の国情に合った計画を立案したいと伝えている。(Xに5月2日に投稿したものを再構成しました)

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アロプリノールが要薬剤師薬にスイッチへ(NZ)

ニュージーランド当局のMEDSAFEは5月1日、今年2月26日に開催された医薬品分類委員会(Medicines Classification Committee)の記事録を公開し、アロプリノールの要薬剤師薬への再分類が同意されたことを明らかにしました。

【MEDSFAFE 2025.05.01】
Minutes for the 73rd meeting of the Medicines Classification Committee held at 133 Molesworth Street, Wellington on 26 February 2025
https://www.medsafe.govt.nz/profs/class/Minutes/2021-2025/73mccMin26Feb2025.htm

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コデイン含有OTCは処方箋医薬品として再分類されるべき(海外研究)

クロアチアで行われた横断研究
薬剤師のコデイン含有OTCに関する経験と態度を調査

BMC Psychiatry. 30 Apr.2025】
Pharmacists’ experience with patients suspected to be addicted to over-the-counter codeine and their attitudes towards potential remediation strategies: a cross-sectional study
https://bmcpsychiatry.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12888-025-06881-6

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プソイドエフェドリン類は処方箋医薬品に分類変更(ベルギー)

ベルギー当局は、(プソイド)エフェドリンとフシジン酸(外用)について、処方箋医薬品に分類を変更し、2024年11月1日から適用すると発表(2024.10.07に投稿したものを記事化)

【FAFMPS 2024.09.30】
Les médicaments à base des principes actifs (pseudo-)éphédrine et acide fusidique soumis à prescription médicale en Belgique à partir du 1e novembre 2024
https://afmps.be/fr/news/les_medicaments_a_base_des_principes_actifs_pseudo_ephedrine_et_acide_fusidique_soumis_a

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日本人女性から見た日韓の経口避妊薬のアクセスの違いへの戸惑い(Update)

阪大と韓国延世大の共同研究

処方箋なしで経口避妊薬が入手できる韓国ですが、韓国に長期居住した日本人に日本との違いに感じたことをインタビューでまとめたもの

日本の課題が浮き彫りになっていて興味深い(Xに2024.10.18に投稿したものを再構成しました)

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栄養補助食品を通じてビタミンB6を過剰に摂取すると、潜在的な危険性がある(オランダLareb)

オランダ副作用センター・Larebは、ビタミンB6を含む栄養補助食品の使用によって引き起こされる神経損傷について、関連情報が引き続き入っているとした注意喚起を行っている(Xに2024.11.18に投稿したものを再構成しました)

【Lareb 2024.11.11】
Zenuwschade door gebruik van voedingssupplementen met vitamine B6
https://www.lareb.nl/news/zenuwschade-door-gebruik-van-voedingssupplementen-met-vitamine-b6/

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OTCの棚割りに取り決めで便宜を図ることは違法(ベルギー)

ベルギーのの独占禁止法規制当局は、薬局におけるOTC医薬品の配置に関する反競争的なカテゴリーマネジメント契約に関連し、ジョンソン・エンド・ジョンソン・コンシューマー、ベーリンガーインゲルハイム、およびハレオンに対し制裁を科すと発表

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妊娠6ヶ月目以降はNSAIDsは使用しないでください(仏)

日本では、NSAIDsの妊娠後期(妊娠8ヶ月)の使用は禁忌ですが、フランスANSMは妊婦に深刻なリスクを及ぼし、胎児の死亡につながる可能性があるとしては製品情報とリーフレットに妊娠6ヶ月目から禁忌とするよう記載を指示。

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プソイドエフェドリン含有薬は処方箋が必要に(仏)

フランス当局のANSMは2024年12月10日、11日以降、プソイドエフェドリンを含む経口血管収縮薬は処方箋でのみ入手可能とし、その使用には体系的な事前の医師の助言が必要となると発表(Xに2024.12.10投稿したものを再構成しました)

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親が使用するミノキシジルに子どもが触れることは危険

日本でも発毛や育毛、脱もの進行予防に使われているミノキシジル外用液ですが、あるオンラインニュースが目に留まりました。(Xに2024.12.06に投稿したものを再構成しました)

【Techinsight japan 2024.12.06】
【海外発!Breaking News】親の薄毛・脱毛治療薬が皮膚や口から吸収、乳幼児11人が狼男症候群を発症(スペイン)
https://japan.techinsight.jp/2024/12/ac12051624.html
https://news.livedoor.com/article/detail/27710861/

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