Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

海外におけるコデイン類の規制状況メモ(未定稿)

海外ではコデイン類は鎮咳薬ではなく、アセトアミノフェンなどと配合して、鎮痛薬として使われているケースが多い

各国で、レビューが行われ、依存性とアセトアミノフェンなど配合薬の大量摂取によるけんこうりすくへの懸念から、処方箋医薬品への分類変更や厳しい販売制限が行われている

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濫用等のおそれのある医薬品についての歴史的経緯(未定稿)

これまでの経緯をまとめてみました

薬物乱用事件は、昭和50年代から国内の米軍基地周辺などで,在日米軍兵士の間で鎮咳去痰薬シロップ剤を一気飲みし,それを一部の日本人が真似をして乱用したのが始まりとされている。

社会からの逃避の手段として乱用している人がいるという事実は認識されていたが、一方でこれらの医薬品が 20 年以上前から一般用医薬品として国民に広く,安全に使われているとして、規制の対象とならなかった。

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転用に関する評価検討会議の運営方針が大きく転換へ

TOPICS 2020.07.02 で、規制改革推進会議がスイッチOTCを拡大のための提言を盛り込んだ答申をまとめたことを紹介しましたが、10月28日に開催された、医療用から要指導・一般用へのこの答申への対応案が示され、これまで可否の判断で前回一致を原則とするなどの弊害が指摘されていた運営方法の見直しが決まったそうです。 続きを読む


米FDA、妊娠約20週以降のNSAIDsの使用を避けるよう勧告

 なかなか医系メディアが取り上げないので記事にしました。
 
 米FDAは16日、妊娠中の約20週以降に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用すると、胎児にまれではあるが深刻な腎臓の問題を引き起こす可能性があるとして、使用制限を呼びかけています。 続きを読む


「緊急避妊薬、薬局で購入可能に」報道を追ってみました

10月7日の19時頃、福島みずほ議員の突然のこのツイートに多くの方が驚きをもって受け止められました 続きを読む


刺激性下剤の濫用対策に販売規制は必要(英国)

8月18日、英MHRAは誤用や過剰摂取による死亡例を含む重篤な報告があるとして、刺激性下剤(stimulant laxatives)の販売規制を行うと発表しました。 続きを読む


規制改革推進会議がスイッチOTCの拡大を強く求める

 7月2日、政府の規制改革推進会議がオンラインで開催され、スイッチOTCを拡大させる提言を盛り込んだ答申をまとめています。 続きを読む


一般用医薬品の濫用の実態とその対応策(厚生労働科学特別研究)

2014年6月、ジヒドロコデインなどの6成分が、「濫用等のおそれのある医薬品」に指定され、これらの成分を含む鎮咳去痰薬などの販売時の数量制限、購入理由の確認等、適正使用のための方策がとられていることは、皆さんもご存知かと思います。 続きを読む


ビタミンB6の漫然使用は大丈夫?~オランダでの摂取制限(メモ)

オランダ語の情報が主で自信がありませんが、気になったのでメモとしてまとめました。翻訳などで確認して下さい。

海外でもほとんど報じられていませんが、オランダでは10月1日から商品法で1日当たりのサプリメントでのビタミンB6の摂取量を21ミリグラム以下とすることが規定されたそうです。

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バイアグラの処方箋なしでの購入が可能に(英国)(Update)

 英医薬品庁(MHRA)は28日、バイアグラ(Viagra Connect :シルデナフィル50mg)の処方箋医薬品(POM)から薬局医薬品(P)への再分類を発表しました。 続きを読む