零売の原則禁止を盛り込んだ薬機法改正案が4月17日に附帯決議が付されて衆議院を通過したところですが、日刊薬業のアーカイブの記事をチェックすると、これまでの経緯を垣間見ることができます。
日刊薬業紙面版アーカイブ
https://nk-arch.jiho.jp
おそらく、昭和40年代くらいまでは、今のような医療用・一般用といった区分はあいまいだったようで、市販向けの小包装と医科向けの大包装との用量価格差から、さまざまなものが零売されていたようです。 続きを読む
零売の原則禁止を盛り込んだ薬機法改正案が4月17日に附帯決議が付されて衆議院を通過したところですが、日刊薬業のアーカイブの記事をチェックすると、これまでの経緯を垣間見ることができます。
日刊薬業紙面版アーカイブ
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おそらく、昭和40年代くらいまでは、今のような医療用・一般用といった区分はあいまいだったようで、市販向けの小包装と医科向けの大包装との用量価格差から、さまざまなものが零売されていたようです。 続きを読む
カテゴリー: OTC・一般用医薬品, Pharmacist, くすり, 地域薬剤師, 零売・OTC類似薬
トランプ政権の誕生でこの通りにスムーズにいくかどうかはわかりませんが、米FDAでは最近、OTCに関する新たな政策決定をしています。
1月にXで投稿しましたが、整理して記事としました。
この通りに進めば、近い将来、アプリやウェブサイトを通じて自己検査のプロセスを完了することにより、従来の処方箋医薬品が処方箋なしで買えるようになるということのようです。 続きを読む
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バイエル社サポートによる研究
十分でない医療ニーズに対応するためにセルフケアを活用することで、医療システムの負担を軽減しながら、社会的弱者が治療や知識を利用する方法を変革できる可能性がある
【Curr Med Res Opin. 2024 Oct 24】
Impact of socioeconomic determinants on outcomes of eight select conditions for which self-care is a modality for prevention and treatment: a scoping review
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/03007995.2024.2417752
カテゴリー: OTC・一般用医薬品, Pharmacist, くすり, 国内外の話題・報告, 地域薬剤師
4月16日、衆議院厚生労働委員会が開かれ、政府提出の薬機法改正案が賛成多数で可決されました。
採決後、附帯決議の動議が出され、こちらも賛成多数で可決されました。
法案の実質の審議は短い時間でしたが、9日開催の厚生労働委員会での野党から出された質疑や要望について、付帯決議に反映されたように思います。
またこの質疑や要望を後押した方々の尽力も大きかったと思います。
参議院での審議もありますが、今後はこの附帯決議を踏まえて、どのような省令案が示され、どう運用するかにかかっています。
16日午後に付帯決議がアップされています(記事更新)
項目13~は地域薬局や薬剤師の関連事項です。
2024年委実施された医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究の報告書がアップされました
濫用等のおそれのある医薬品の成分指定に係る研究(2025.06.10にアップされました)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177774
先行して、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部HPにアップされています
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/report/index.html
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2024年に実施された医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究の報告書がアップされました
薬物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究(2025.06.04にアップされました現時点では未アップ)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177698
先行して、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部HPにアップされました
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/report/index.html
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プソイドエフェドリン、エフェドリン、メチルエフェドリンなどのエフェドリン類は、高血圧・脳卒中・心筋梗塞を引き起こす危険性があることが知られている。
また、エフェドリンは痩身目的や娯楽的使用への懸念、プソイドエフェドリンやエフェドリンの原末は覚醒剤原料に指定されており、メタンフェタミンの密造への懸念がついて回る。
現在、エフェドリンは内服薬としてはほとんど使用されておらず、海外では外用薬として使われている国もある。
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デキストロメトルファンは多くの国でOTC化されている
若者の濫用は2000年代から急増、いくつかの国で濫用の懸念が指摘されたが、はっきりとした証拠がないことや、代替となる成分がないことから、フランスなどの事例を除いて、販売規制に踏み切る国は少ないようだ
一方で、若者の潜在的な濫用リスクから、米国などでは業界が中心となって啓発に取り組んでいる
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海外ではコデイン類は鎮咳薬ではなく、アセトアミノフェンなどと配合して、鎮痛薬として使われているケースが多い
各国で、レビューが行われ、依存性とアセトアミノフェンなど配合薬の大量摂取によるけんこうりすくへの懸念から、処方箋医薬品への分類変更や厳しい販売制限が行われている
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