「緊急避妊薬、薬局で購入可能に」報道を追ってみました

10月7日の19時頃、福島みずほ議員の突然のこのツイートに多くの方が驚きをもって受け止められました

しかし、ソースがなかなか見当たらず探していたところ、1時間半ほどで、共同通信が次のような第一報を打ちました(Yahoo!転載記事には、コメント多数)

しかし、その根拠となる情報源が見つからず、ひょっとして政治案件かと思っていました。

翌8日も情報源を探していたところ、次のようなツイートを発見、内閣府の男女共同参画での報告書案が発端であることがわかりました。

報道を受け、加藤官房長官が8日午後の会見でコメント、9日の厚労相の定例記者会見でのコメントが注目されました。

内閣官房長官記者会見(令和2年10月8日(火)午後)
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg21338.html

そして、9日田村厚労相が記者からの質問に対してコメント。 「来年からというのはどこからこういう情報が流れたのか分かりませんが、今厚労省の中で期限を区切ってということは考えておりません」という部分が気になりました。

【厚労省】 田村大臣会見概要 令和2年10月9日(金)
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00284.html  

そして、日本医師会は14日の定例記者会見でコメント。これだけ騒がれているのに、記者が質問しないのは残念でした。

日本薬剤師会は10日、学術大会が行われた札幌での記者会見でコメントしたようですが、詳細については業界紙が取り上げただけだったので、公には明らかになっていません。

その他関連のツイートを拾っておきます

WHOの緊急避妊薬に関する基本的な声明

薬剤師側にもいろいろと課題がありそうです。

あとは資料です

医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-iyaku_346305.html

緊急避妊薬のOTC化は時期尚早なのか?
(アポネットR 2017.09.01)
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/170901.html

パブリックコメント結果としてまとめられたもの

「要望された成分のスイッチOTC化の妥当性に係る検討会議結果(案) に対して寄せられた御意見等について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000169770

世界各国のスイッチ状況

一部の国については年齢制限の有無、価格の記載があります

Emergency contraceptive availability by country(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Emergency_contraceptive_availability_by_country

欧州セルフメディケーション協会(AESGP)のウェブサイト(https://otc.aesgp.eu/)に掲載されている海外のスイッチ状況

2020.11の時点で、OTCが19カ国、薬剤師による処方箋なしでの販売が76カ国

EC Status and Availability~
Countries with non-prescription access to EC
(International Consortium for Emergency Contraception
https://www.cecinfo.org/country-by-country-information/status-availability-database/countries-with-non-prescription-access-to-ec/

2020.11.06 リンク追加


2020年10月16日 12:37 投稿

コメントが1つあります

  1. アポネット 小嶋

    ドラビズon-line さんが、日本チェーンドラッグストア協会の見解を伝えてくれました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>