WEB記事をあたっていたら、スペインのラ・リオハにおける農村地域薬局プログラム (Programa de Farmacia Comunitaria Rural)が、WHO欧州地域事務局の2027年に発表予定の地域報告書で、8つの事例研究の1つに選定されたという記事が目に留まりました。
De La Rioja a Europa: las claves de la farmacia rural asistencial que ha conquistado a la OMS
(Diariofarma 2026.09.18)
https://diariofarma.com/2026/09/18/de-la-rioja-a-europa-las-claves-de-la-farmacia-rural-asistencial-que-ha-conquistado-a-la-oms
既に2025年11月から6か月にわたりパイロットプログラムが行われ、その成果が詳細に分析されるそうです。
目的: 農村部の医療・社会的ケアの向上、過疎化対策、薬局の経済的存続。
対象:65歳以上の高齢者、慢性疾患で5種類以上の薬を飲んでいる人を中心に。医師・看護師・ソーシャルワーカーと相談して対象者を選定
提供サービス(報酬あり):
• 家庭の薬箱の見直し
• 服薬アドヒアランスのサポートと薬の使い方の確認
• 個別化された分包(SPD:Personalized Dosing Systems、日本でいう一包化?)
• 健康教育(大人、女性、子ども・青少年向け)
• 社会的な脆弱性の早期発見(孤独、虐待、ジェンダー暴力などの兆候)
パイロット期間中には93人(平均年齢79歳)が参加し、服薬アドヒアランスが20.9%改善、健康状態がコントロールされている人の割合が62.5%から75%に上がったと報告され、WHO欧州地域事務局が、欧州規模で分析する革新的事例として取り上げられるとのこと
2025年に全国・州薬剤師会と締結をむずび6か月間に13,020ユーロを拠出し、7つの経済的に厳しい農村薬局で報酬付きサービスを開始
今後は州の「農村活性化地域協定(Pacto Regional para la Activación Rural)」に沿った政策として位置づけ、参加薬局を拡げていくとのこと
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日本の在宅業務・地域包括ケアシステムと同じかなと思いました。
違いは、子供や女性への健康教育もあること、domestic abuse への取り組みもしていることにあります
プライマリケアに直接対応はしていませんが、限られた資源として地域薬局に医療福祉のインフラとしての機能を位置付けようとしているようです。
日本も過疎地の薬局に公的資金を投入して、どう機能させるかとして参考になるかもしれません。
参考:
El Programa de Farmacia Comunitaria Rural de La Rioja とはどういうものですか(Grok)
https://x.com/i/grok/share/10683e0166f546c69ebc9773ebd0d364
El programa Farmacia Rural de La Rioja, seleccionado para un informe de la OMS
(La Rioja 2026.09.18)
https://www.larioja.com/la-rioja/programa-farmacia-rural-rioja-seleccionado-informe-oms-20260918110525-nt.html
SaludLa OMS se fija en el programa de Farmacia Rural de La Rioja
(Nuevecuatrouno 2026.09.17)
https://nuevecuatrouno.com/2026/09/18/oms-organizacion-mundial-salud-programa-farmacia-rural-rioja/
2026年09月19日 14:41 投稿
