Monthly Archives: 6月 2010

オメプラゾールと低マグネウシウム血症

 ニュージーランド(NZ)の医薬品規制機関のMedsafeは、Prescriber Update (http://www.medsafe.govt.nz/profs/PUarticles.asp)の最新号で、オメプラゾールによる低マグネシウム血症(hypomagnesaemia)のリスクについて注意喚起を行っています。 続きを読む


プソイドエフェドリンを原料とした覚せい剤密造が摘発

 10日の各紙は、OTC鼻炎用薬に含まれるプソイドエフェドリン(PSE)を原料とした覚せい剤密造が摘発されたと一斉に報じています。本サイトでは以前より日本での密造の可能性に警鐘を鳴らしていましたが、ついに現実のものとなってしまいました。 続きを読む


12歳未満への一部風邪薬咳止め薬が販売制限へ(NZ)

 ニュージーランド(NZ)の医薬品規制機関のMedsafeとニュージーランド保健省は8日、デキストロメトルファン(DXM)、フェニラミン、トコンを含有するOTCについて、12歳未満への販売は薬局のみとする分類の変更を行うと発表しました。 続きを読む


厚労省、スイッチ候補19成分を公表

 厚労省は7日、スイッチOTC化を推進する医療用医薬品の候補として日本薬学会が選定した19成分を公表しました。 続きを読む


入院患者の院外処方調剤時は病院への情報提供が必要

 既にご存じの方も多いとも思いますが、今年4月実施の診療報酬改定で入院患者の他医療機関受診の取り扱いが変更され、事実上入院中の患者さんが他の医療機関を受診することが制限されていましたが、厚労省は4日、疑義解釈資料を関係機関に送付し、4月以前の取り扱いに戻しています。 続きを読む


個別指導、実施に地域差あり(行政事業レビュー)

 現在、行政刷新会議では「行政事業レビュー」というのが行われているのですが、31日には「医療給付費の適正化」が対象として取り上げられています。(動画リンクあり) 続きを読む


コデイン配合OTC薬販売規制、鎮咳去痰薬のみで十分?

 厚労省は1日、乱用が問題になっているコデイン類配合のOTC鎮咳去痰薬について、販売数量などの制限を求める通知を行っています。 続きを読む


先着100人に禁煙補助剤2週間分を助成(東京都練馬区)

 TOPICS 2010.3.24 のコメントで紹介しましたが、東京都練馬区は6月1日から地元薬剤師会と協力して、禁煙補助剤の最初の2週間分の費用を助成する事業を開始しています。 続きを読む


薬局現場向け実践的禁煙支援マニュアルの整備が必要

 日薬は3日の定例記者会見で、都道府県薬剤師会における禁煙支援への取り組み等に関する調査結果を発表しています。 続きを読む


次回薬価収載は11日

 2日開催の中医協総会で、新薬の次回収載(11日予定、主に4月承認分)予定品の薬価が提示され、了承されています。ています。 続きを読む