Monthly Archives: 2月 2010

薬の選び方を学び 実践する OTC薬入門(書籍紹介)

 改正薬事法が施行されて8ヶ月余りが経ち、現場の薬剤師や登録販売者には、セルフメディケーションのアドバイザーとしての職能を期待されています。最近はこういった現状に応えるべく、OTC薬の解説書や情報書を書店の店頭で多く目にしますが、読むには情報量がやや多く、またOTC薬の販売の実践にすぐ役立つ書籍として購入意欲をそそられるものはあまりありませんでした。 続きを読む


後発医薬品調剤体制加算は6点、13点、17点(中医協答申)

 12日開催の中医協の総会で、2010年度診療報酬改定について答申が行われました。注目の後発医薬品調剤体制加算は、20%以上が6点、25%以上が13点、30%以上が17点となりました。 続きを読む


米FDA、Hs-CRP値に基づくクレストールの適応拡大を承認

 米国アストラゼネカ社は9日、スタチンのクレストールについて、FDAより心臓血管病の一次予防として新たな適応を取得したと発表しました。 続きを読む


パロキセチンがタモキシフェンの作用を減弱させるかもしれない

 既に、日本でもタモキシフェン(ノルバデックスなど)の添付文書に注意喚起の記載はありますが、BMJ 誌のOnline First に、パロキセチン(パキシル)がタモキシフェンの作用を減弱させるとした論文が掲載されています。 続きを読む


エストロゲン単独のHRTは喘息リスクを高めるかもしれない

 Thorax 誌のOnline Firstに、閉経後の女性がエストロゲン単独のHRTを受けると、HRTを受けていない人に比べて喘息の発症リスクを高めるとした論文が掲載されています。  続きを読む


診療報酬改定に寄せられた意見

 2月5日開催の中医協総会で、1月22日まで行われた診療報酬改定へのパブコメ(TOPICS 2010.1.15)の結果の概要が公表されています。(述べ4623件) 続きを読む


デキストロメトルファン濫用で小学校がパニック(タイ・バンコク)

 日本ではほとんど注目されていないデキストロメトルファン(DXM)の濫用問題ですが、タイのバンコク市内のある小学校で、4〜6年生の児童83人がDXMの錠剤を過量服用して、緊急搬送された騒ぎを地元各紙が伝えています。 続きを読む


タミフル服用と異常行動との因果関係、司法判断は

 4日、岐阜地裁でタミフル服用と異常行動との因果関係をめぐって、注目の裁判の判決がありました。 続きを読む


大阪府警、タミフル個人輸入代行業者を一斉逮捕

 大阪府警は4日、国の許可を受けずに、インフルエンザ薬「タミフル」の写真などをインターネット上に掲載し、輸入代行の広告を出した疑い(薬事法違反・未承認医薬品の広告)で、タミフルの個人輸入代行を行っていた5業者6人を一斉に逮捕しました。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.8 No.3

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は1月21日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.3を公表しています。 続きを読む