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第1回医療情報化に関するタスクフォース

 TOPICS 2010.05.11 で、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が「新しい情報通信技術戦略」をまとめ、近い将来おくすり手帳も電子化されるかもしれないした記事を掲載しましたが、実現に向けてのかなり具体的な案が、8日開催された医療情報化に関するタスクフォースの第1回会合で示されています。 続きを読む


2020 Vision(FIP)

 既にご存じと思いますが、8月28日~9月2日にポルトガルのリスボンで国際薬剤師・薬学連合(FIP:International Pharmaceutical Federation)の年会が開催されています。ネット上でも発表された報告などの記事がいくつか掲載されていますが、日薬でもいち早く簡単な報告を定例記者会見で行っています。 続きを読む


トランス脂肪酸ファクトシート(消費者庁)

 消費者庁は10日、「栄養成分及びトランス脂肪酸の表示規制をめぐる国際的な動向」及び「脂質と脂肪酸のはなし」をファクトシートとしてウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


薬剤師は適切な医療に結びつけるキーパーソン(自殺対策PT)

 厚労省の自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム(PT)は9日、自殺との関連が指摘される医師の指示量を超えた向精神薬の服用防止や、薬物治療のみに頼らない診療体制への転換を目指すため、新たな施策をまとめています。 続きを読む


究極の門前薬局は「公の施設」の指定管理者?

 TOPICS 2010.09.02 で、足利市市民薬局条例案が市議会に提案されたことをお伝えしましたが、入手した議案・条例案を読むと、なぜこの条例案が「足利市市民薬局条例」という名称となったのかという理由が何となくわかってきました。 続きを読む


アムロジピンとグレープフルーツとの相互作用

 カルシウム拮抗薬のうち、アムロジピンについては、グレープフルーツジュース(GFJ)との相互作用は受けにくいとされていましたが、8月23日以降、アムロジピン製剤を販売している各社は、併用注意の欄に、新たにGFJとの併用についての追記を行っています。 続きを読む


ミドドリンの販売は当面継続(米国)

 TOPICS 8月17日で、米FDAがミドドリンの承認取り消しを検討していることを紹介しましたが、AP通信などによれば、ミドドリンの販売メーカーに対し米FDAは、必要なデータが集められるまでは、ミドドリンへのアクセスの許可は継続されるとした書簡を送り、事実上、承認を取り消すという方針を撤回したそうです。 続きを読む


す・ぴん凛内服錠は疲れ顔を改善するか?

 7日、ロート製薬株式会社は体の疲れが顔に出てしまった「疲れ顔」等に内側から効く医薬品『す・ぴん凛(りん)内服錠』を9月15日に全国の薬局・薬店で新発売すると発表しています。 続きを読む


HPVワクチンの普及に向けて(日本思春期学会)

 前記事で、「多くの保護者や保健所・学校関係者はHPVワクチンについては、「メディアの報道と製薬会社のパンフレットしかない」ことに戸惑っています。」というブログ記事を紹介しましたが、日本思春期学会(http://www.adolescence.gr.jp/)のHPV緊急プロジェクトというワーキンググループが、子どもたちにHPVワクチンについて情報を伝える際の学習資料などとして活用が可能な「HPVワクチンの普及に向けて」という冊子(報告書)をこのほどまとめ、同学会のウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


公衆衛生の専門家から見たHPVワクチン

 またのこの話題かと思うかもしれませんが、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について、感染症やワクチン政策について詳しい公衆衛生の専門家などからは、科学的な根拠の不十分さや一般向けの情報の不足を指摘し、公費助成や義務化といった現在の動きについては疑問を投げかける意見が少なくありません。 続きを読む