Monthly Archives: 7月 2012

処方せんの使用期間周知徹底は進まず

 処方せんの使用期間の周知については、総務省が厚労省に対し2010年3月に広報啓発が行われるよう医療機関に対し要請が行われているところ(TOPICS 2010.11.17)ですが、その後も使用期間を知らずに有効期限を過ぎ調剤を受けられなかったという苦情が寄せられているとのことで、総務省中部管区行政評価局(http://www.soumu.go.jp/kanku/chubu.html)は20日、東海北陸厚生局に対して、改めて医療機関に対し、院外処方せんの使用期間の周知徹底について指導するようあっせんしたそうです。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.10 No.15

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は7月19日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.10 No.15を公表しています。  続きを読む


スポーツ飲料などの有用性とその根拠は?

 ロンドンオリンピック開催にあわせてというわけではありませんが、スポーツ飲料などのスポーツ関連商品の有用性について、BMJ 誌に論評が、またBMJ Opne 誌には論文が掲載されています。 続きを読む


吸入療法のピットフォール(研究会学習メモ)

 18日の第120回アポネットR研究会は、前橋赤十字病院呼吸器内科副部長の堀江健夫先生をお招きし、前橋市を中心に行われている気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの地域連携の取組と、吸入療法の指導時の留意点(ピットホール=隠れた危険)についてお話を頂きました。 続きを読む


米FDA、抗肥満薬Qsymiaを承認

 FDAは27日、FDA諮問委で承認支持の評決(TOPICS 2012.02.23)が行われていた抗肥満薬のQsymia(混同防止のため、Qnexaから名称変更)を承認したことを明らかにしています。 続きを読む


OTCの購入履歴は業務上知りえた秘密に該当するか?

 顧客の囲い込みにドラッグストアなどでも導入が進むTポイントですが、朝日新聞がOTCの購入履歴が他社に提供される可能性があるとして、疑問を投げかける記事を掲載しています。 続きを読む


福祉用具ヒヤリ・ハット情報

  既にご存じの方がいると思いますが、地元紙の記事で知ったサイト(ページ)です。 続きを読む


新医薬品のEvidence Summary(英NICE)

 医薬品の償還の可否や診療ガイダンスなどに影響を与える医療技術評価(Health Technology Assessmrnt:HTA)を行っている英国NICE(National Institute for Health and Clinical Excellence:国立医療技術評価機構)が、このたび新医薬品についてのエビデンスをまとめたSummaryの掲載を開始しています。 続きを読む


フィナステリドによる性機能不全は中止後も持続する?

 プロペシア(フィナステリド)による性機能不全(Sexual dysfunction)の副作用の可能性はよく知られているところですが、 The Journal of Sexual Medicine 誌に服用中止後もこの性機能不全が持続する可能性があるとした報告が掲載され、話題となっています。(NHS Choice に研究の詳しい紹介あり。報道は誇張しすぎと少し批判) 続きを読む


ロンドン五輪に向けた生涯学習プログラム

 いよいよロンドン五輪の開幕が近づいていますが、英国では英国薬剤師会やNHSを中心に薬剤師向けのさまざまな情報提供が行われています。 続きを読む