OTC乱用は解熱鎮痛剤やカフェインにも留意が必要(2025厚生労働科学研究)

とりあげていなかった2025年度の厚生労働科学研究が記事になりました

こちらの記事の元研究です

【共同通信 2026.11.01】
未規制市販薬を過剰摂取に使用か X投稿分析で判明
https://news.jp/i/1489541227694194832?c=39550187727945729

【2025厚生労働科学研究】
濫用等のおそれのある医薬品の成分指定に係る研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/183851

分担研究3
ソーシャル・ネットワーキング・サービスを情報源とするテキストマイニングおよび予防啓発に関する研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/%E7%A0%94%E7%A9%B6%EF%BC%93.pdf

Xにおいて、医薬品の過量服薬の体験記録「ODレポ」が多数確認されていることから、この観察記録を意味する文字列「OD レポ」を含む投稿文を2025年5月28日から7月8日までの41日間321件を確認、このうち医薬品製品名が特定された173件を分析した。

20製品群の市販薬製品群の名称が確認され、その出現度数の合計は263回だった

多い順に

メジコン87(33.1%)
ブロン46(17.5%)
レスタミン33(12.5%)
ナロン27(10.3%)
パブロン13(4.9%)
※プレコール12(4.6%)
ルル10
コンタック8
ウット8
セデス5
※DXM(dextromethorphan)3
●※カロナール2
●コリホグス(小林製薬)2
(クロルゾキサゾン、エテンザミド、カフェイン水和物)
アネトン1
●エスタロン・モカ1
※セシオン(奥田製薬)1
(総合感冒薬なら、アリルイソプロピルアセチル尿素,カフェイン他)
●※ディパシオ(奥田製薬)1
(イブプロフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン)
※ベンザブロック1
リポスミン(皇漢堂)1
(ジフェンヒドラミン)
●※ロキソプロフェン1

●印は規制の対象外の商品
(即ち、アセトアミノフェン、ロキソプロフェン、カフェイン、アリルイソプロピルアセチル尿素。エテンザミドも?)
※印は2024年度の調査では抽出されず、2025年に新たに抽出された製品品群

研究者らは、アセトアミノフェンやロキソプロフェンなどが乱用されていることを懸念、背景には高揚感や集中力を得る目的とした利用とは異なり、現時点での不快な気分を即時的に変容させ、現状をやり過ごそうとする対処療法の側面が存在するとした。

今回事例はわずかでしたが、アセトアミフェノンのオーバードーズは問題となっています。また、カフェイン摂取目的でカフェインを含有するOTCを過剰摂取することが私もXで確認しています。

販売規制はできないとしても、過剰摂取による健康リスクを啓発することは必要でしょう


2026年11月01日 21:11 投稿

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