今後も進む既収載後発品の一般名への名称変更

 日本ジェネリック製薬協会は27日、ブランド名で収載されている後発品について、一般名への名称へ変更の推進を会員企業に要請したことを明らかにしています。

ジェネリック医薬品販売名称の一般的名称への変更について
(日本ジェネリック製薬協会2011年12月27日)
http://www.jga.gr.jp/pdf/GE_common%20name.pdf

 既にご存知かと思いますが、平成17年以降に承認申請のあった後発医薬品については、一般名+「メーカー名」で収載されています(中身が同じものも多いけど)が、それ以前に収載されたものは後発医薬品メーカーが独自に冠したブランド名がそのまま認められています。

 しかし、後発医薬品の使用促進や一般名での処方も視野に入っていること、他成分を配合した名前が似た他のブランド品との取り違えも懸念されることから、同協会では会員企業に対し、下記のような要請を行ったとのことです。

  • 現在薬価収載されているもののうち、「ヒヤリハット事例で取り上げられているもの」「名称類似のため混同が生じやすく、誤って投薬された場合に危険性の高い後発品(先発医薬品と頭3文字が一致するものなど)」「ハイリスク薬に分類される後発品」「出荷量が多くシェアの高い後発品」「医療関係者等から一般名への変更要望の多いもの」などから、少なくとも毎年10%に相当する品目数について、3年間にわたり一般的名称に切り替える薬事法の製造販売承認(販売名変更代替新規)申請を行うこと
  • 同協会においては、会員各社の実施状況をモニタリングし、その結果や名称変更による医療現場への影響等の状況を踏まえ、今後の取り扱いについて適切に対応していく
  • 製造販売承認申請は、平成24年1月から行うこととする。

 つまり、一般名への名称変更が今後も積極的に行われるということです。(ただ、一般名が文字数の多いものだと手書き薬歴だと大変だし、患者さんも名前を覚えることが大変)

 必要なこととは思いますが、切り替えのタイミングや経過措置の期間によっては、薬局への負担が少なくないのが悩みです。


2011年12月28日 13:04 投稿

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