海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.9 No.14

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は7月7日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.9 No.14を公表しています。 

 ドルスピレノン含有経口避妊薬(ヤーズ配合錠:日本は月経困難症として承認)と静脈血栓塞症のリスク、シンバスタチン(リポバス他)と筋障害リスク、5α-還元酵素阻害薬(5-ARI)とより悪性度の高い前立腺癌のリスク上昇の可能性、リラグチド(ビクトーザ)と甲状腺C細胞癌,急性膵炎のリスク、ピオグリタゾン(アクトス他)についての膀胱癌のリスクに関する進行中の安全性レビューの最新情報、アセトアミノフェンの小児への使用、リツキシマブ(リツキサン)関節リウマチ患者での静注に伴う致死的な有害反応などの情報が掲載されています。

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関連情報:TOPICS
 2011.04.26 新世代ピル「ドロスピレノン」と静脈血栓塞栓症リスク
 2011.06.09 シンバスタチン更新情報(米FDA)
 2011.06.10 5α-還元酵素阻害薬と前立腺がんリスク(米FDA)
 2010.06.10 仏当局、ピオグリタゾン製剤の一時使用停止を発表
 2011.04.30  ピオグリタゾンの膀胱がんリスクへの懸念(フランス)
 2010.09.18 ピオグリタゾンと膀胱がんの発症リスク(米FDA)


2011年07月08日 10:44 投稿

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