Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

SSRIと更年期障害によるほてり

 更年期障害の症状として、Hot Flash(ほてり)が知られていますが、SSRIが症状を軽快させるのではないかとして、海外では現在臨床試験が進行中です。18日のJAMA 誌には、このほど行われたRCTの結果が掲載されています。 続きを読む


マクロライド系抗生剤とカルシウム拮抗薬との相互作用

 ニフェジピンなどのCYP3A4で代謝されるカルシウム拮抗薬とCYP3A4を阻害するマクロライド系抗生剤との併用で、降圧作用が増強されることは添付文書などで指摘されていますが、このほどカナダの研究グループが成分ごとのリスクの比較を行っています。 続きを読む


アセトアミノフェン配合鎮痛剤は含量325mgに制限(米FDA)

 米FDAは13日、アセトアミノフェンが配合された処方薬について、単位当たりアセトアミノフェンの含量を325mgまでに制限すると発表しました。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.9 No.1

国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は1月7日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.9 No.1を公表しています。  続きを読む


副作用自発報告システムの実証研究が始まる

 TOPICS 2009.01.10 など、本サイトでは、副作用情報収集のために患者さんによる直接報告の仕組みが必要とたびたびお伝えしてきましたが、慶應義塾大学薬学部大学院薬学研究科医薬品情報学講座などのグループがこの1月、WEBによる報告システムの試行サイトを立ち上げ、実証研究をスタートしています。 続きを読む


「規制仕分け」が2月にも実施へ、対象はネット販売か

 TOPICS 2010.12.02 のコメントでも紹介しましたが、経済成長の妨げとなっている規制や制度を事業仕分けの手法で見直す「規制仕分け」が2月にも実施されるようです。7日の閣議後の記者会見で、蓮舫行政刷新担当相が実施の意向を明らかにしています。 続きを読む


ケトプロフェン外用剤などのリスク区分変更が告示

 1月7日付け官報で、ケトプロフェン外用剤などのリスク区分の変更が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)(3ページ)で1ヶ月閲覧できます。 続きを読む


後発医薬品は本当に安定供給されているのだろうか?

 クリスマス・年末年始でネタが少ないところに、正月早々、10年ぶりくらいの風邪をひき、更新する気力も若干失せていましたが、皆さんのところはどうなのかと思い、雑談的な内容ですが記事にしてみました。 続きを読む


2011年新年雑感

新年あけましておめでとうございます。

 2010年も多くの方に本サイトへの訪問を頂き、ありがとうございました。昨年は、個人の立場ですが日本アプライド・セラピューティクス学会の学術大会のシンポジストやClinical Pharmacist 2010 vol.2 No.3の特集企画(セルフメディケーション・ビッグバン)の分担執筆など、新たな経験をさせて頂きました。

 一方、薬剤師や薬局をとりまくさまざまな動きがある一年でもありました。中には、地元の話題もあり複雑な思いです。

 まだまだ、不勉強ではありますが、今年も訪問される方の期待に沿えるよう、私たちと関連の深い情報を中心にわかりやすく提供したいと思います。

 情報等の整理、海外報道の翻訳等には十分注意を払っておりますが、もし誤り等がございましたら、ご指摘頂ければと思います。また、ご意見・ご提言等ございましたら、是非メールまたは投稿のほどよろしくお願いします。

 また、地元の方におかれましては、引き続き新薬や新しい薬物療法を理解するための勉強会をはじめ、別の切り口の研究会を行いたいと思います。

 さて、今年2011年も薬局や薬剤師、くすりをめぐる話題や課題は思いついただけでも次のようなことがあります。新年雑感として、皆さんに問題提起をしたいと思います。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.8 No.26

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は12月22日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.26を公表しています。  続きを読む