平成24年版厚生労働白書

　今年はずいぶん遅れていると思っていましたが、ようやく閣議で報告され、公表されています。

「平成24年版厚生労働白書」を公表　－社会保障を考える－
（厚労省 2012.08.28）
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002i7sk.html

平成24年版厚生労働白書－社会保障を考える－（本文）
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/

　政権が社会保障の改革をすすめているところから、今回はこれにかなりのページを割いています。

　ざっと見たところ、第2部の第3章や第4章、第8章でところどころに薬局・薬剤師の取組や今後の施策が記されています。

（コラム）呉市の医療費適正化に向けた取組みについて(P366-367）
（後発医薬品差額通知の取組など）
チーム医療の推進（p376）
（2012（平成24）年度予算では、チーム医療実証事業の取組みのうち、他の医療機関でも活用しやすく、かつ、特に効果的な取組みを行った医療機関が、地域の医療関係職種を対象としたワークショップを開催し、質の高いチーム医療の実践を地域の医療現場に普及・定着させる取組みを行う）
薬局で、がん患者等の在宅医療を推進するため、高い無菌性が求められる注射薬や輸液などを身近な薬局で調剤できるよう、地域拠点薬局の無菌調剤室の共同利用体制をモデル的に構築する事業を行う。（p380）
（コラム）「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」から「長崎市包括ケアまちんなかラウンジ」へ～（p381）
（OPTIM 長崎の活動成果を受けた継承事業）（p381-2）
（コラム）すずらん薬局の取組みについて～在宅医療推進に向けて～（p384-385）
医薬品等の安全確保（p443-445）
自殺・うつ病対策の推進（p514-516）

2012年08月28日 14:26 投稿