日本アプライド・セラピューティクス学会学術大会シンポ

 昨年4月に設立された、日本アプライド・セラピューティクス学会(http://www.applied-therapeutics.org/)の第1回学術大会が4月24日~25日に昭和大で開催されますが、2日目に行われるシンポジウムで初のシンポジストをすることになりました。

第1回日本アプライド・セラピューティクス学会学術大会
 http://www.jsat01.org/

プログラム
  http://www.jsat01.org/program.html

 シンポジストとして、話をすることになったのは「OTC医薬品の使用環境と問題点 ~安心・安全な使用のために~」(25日14:00~17:00)で、内容的には本サイトで紹介したことをまとめたものになる予定です。

 他のシンポジストとしては、本サイトでも紹介(TOPICS 2008.12.28)した東和薬局の武政文彦氏、OTC風邪薬を購入する際の意識や薬剤師の対応についてWEB調査を行った(TOPICS 2008.10.11)昭和大の佐々木圭子氏、それに日本OTC医薬品協会の西沢元仁氏です。

 初めてのシンポジストなので、時間内にまとめてうまくお話ができるかわかりませんが、かなりつっこんだ議論になるような気がします。

 まだ私は会員ではありませんが、この学会では「医療用医薬品、一般用医薬品のみならず、いわゆるサプリメントなどの補助的非薬物治療も含め、広く薬物治療が科学的で合理的なエビデンスに基づいて行われることを目指す」ことを目的に、「薬品の有効性、安全性に関するデータの収集、評価、解析」「科学的で合理的なエビデンスに基づく薬物治療の確立のための社会に向けての提言、普及活動に取り組む」「中立で公正な医薬品情報を提供するためのネットワークの確立に取り組む」ことなどを活動内容に掲げており、この学会の今後を注目しています。

アプライド・セラピューティクス学会 設立趣意書
 http://www.applied-therapeutics.org/pdf/20090701_01.pdf

 週末お時間がある方は、是非参加してみて下さい。

関連情報:TOPICS
 2008.10.11 風邪薬販売時に薬剤師からの情報提供は必要とされていない?
 2008.12.28 第一類の販売には、販売実践ガイダンスの開発が必要


2010年04月18日 22:13 投稿

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