後発医薬品の安心使用にかかる意識調査報告書

 業界紙などでその存在が既に紹介されていますが、厚労省は25日、「後発医薬品の安心使用にかかる意識調査報告書」なる報告書をウェブサイトに掲載しています。

後発医薬品の安心使用にかかる意識調査報告書(PDF 6241KB)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/dl/23.pdf

 この調査書は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が作成したもので、厚労省等が行った調査報告書の分析と独自に行った一般国民向けのインターネットアンケートの調査結果の2つで構成されています。

 インターネットアンケートでは、「ジェネリック医薬品に対するイメージ」「ジェネリック医薬品の使用をやめた理由」など、国民視線での現状と問題点を垣間見ることができます。

 ところでこの調査は、企画競争による随意契約(契約額8,988,845円)により、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が行っていますが、会計検査院より、厚労省に対し支出方法が不適切だという指摘がされています。(この程度の調査にこんなに税金が投入されているんだ)

企画競争公示(2008.10.21)
 http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kobetu/081021-1.html

後発医薬品の安心使用にかかる意識調査、分析及び報告書作成の業務に係る請負契約において、契約が 履行期間内に履行されていないのに履行されたこととする事実と異なる内容の関係書類を作成するなどの不適正な会計経理を行い、代金を支出(会計検査院)
 http://www.jbaudit.go.jp/report/summary20/pdf/211110_futo_01.pdf#page=19


2009年11月25日 13:34 投稿

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