新型インフルエンザに関する情報(リンク)

 WHOは29日記者会見を行い、新型インフルエンザの警戒水準を「フェーズ5」に引き上げると発表しました。

Statement by WHO Director-General, Dr Margaret Chan(2009.4.29)
 http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2009/h1n1_20090429/en/index.html

私たちも、公的機関の最新情報の把握が必要です。以下、関連サイトをまとめてみました。
(随時追加予定、有用なものがありましたら教えて下さい)

厚労省

新型インフルエンザに関する情報(報道発表・通知等)
 http://www-bm.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/index.html
新型インフルエンザ対策関連情報
 http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
新型インフルエンザに関するQ&A (保健所用:暫定版)4月28日
 http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

国立感染症研究所 感染症情報センター

新型インフルエンザ(ブタインフルエンザA/H1N1)
 http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html

政府

海外における新型インフルエンザの発生に関する政府の対応状況(首相官邸)
  http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/flu/swineflu/index.html

新型インフルエンザ対策ガイドライン
(新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議 平成21年2月17日)
  ・全体版   ・概要 (リンク先:内閣官房「新型インフルエンザ対策」)

海外公的機関

Influenza A(H1N1)(WHO)
 http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html

H1N1 Flu (Swine Flu)(CDC)
 http://www.cdc.gov/h1n1flu/

2009 H1N1 Flu Virus(米FDA)(5.30リンク再設定)
 http://www.fda.gov/NewsEvents/PublicHealthFocus/ucm150305.htm

Novel flu virus(Europa Public Health)
 http://ec.europa.eu/health/ph_threats/com/Influenza/novelflu_en.htm

European Centre for Disease Prevention and Control
 http://www.ecdc.europa.eu/en/Default.aspx

テーマ別

Influenza (Flu) Antiviral Drugs and Related Information(米FDA)(5.30リンク再設定)
 http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/InformationbyDrugClass/ucm100228.htm 

Interim Recommendations for Facemask and Respirator Use to Reduce Novel Influenza A (H1N1) Virus Transmission(CDC、マスク着用に関する見解 2009.5.27)
 http://www.cdc.gov/h1n1flu/masks.htm

関連情報:TOPICS 
  2009.04.28 米FDA、インフルエンザ治療薬の承認外使用を認める
  2009.02.22 新型インフルエンザ対策の問題点

5月1日 14:20更新 5月30日リンク更新


2009年04月30日 11:44 投稿

コメントが7つあります

  1. アポネット 小嶋

    WHOは4月30日より、新型インフルエンザの呼称を“Swine Influenza”から“Influenza A(H1N1)”に変更し、WEB上の表記も全て置きかえています。CDCや日本国内のサイトでも同様の対応を行っています。

    畜産業界などへの風評被害を配慮したものと思われます。

    朝日新聞5月1日
     http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905010053.html

  2. アポネット 小嶋

    NEJM誌は、H1N1インフルエンザに関する専用のサイトを開設しています

    H1N1 Influenza Center
      http://h1n1.nejm.org/

    米国CDCの新型インフルエンザ調査チームがまとめた、米国内41州で5日までに感染が確認された642人の分析結果などが掲載されています。

    Emergence of a Novel Swine-Origin Influenza A (H1N1) Virus in Humans
    (2009.5.7 オンライン版)
     http://content.nejm.org/cgi/content/full/NEJMoa0903810

    CDCウェブサイトにも概要が掲載されています。(随時更新があるようです)

    Update: Novel Influenza A (H1N1) Virus Infections — Worldwide, May 6, 2009
    (CDC NMWR Report May 8, 2009 / 58(17);453-458)
     http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5817a1.htm

    上記日本語訳概要は国立感染症研究所感染症情報センターのページにあります

    新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染―世界の状況:更新情報 2009年5月6日
     http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/MMWR09_2.html

    時事通信などによればNEJM誌に掲載された概要は次の通りです

    ・感染者の年齢層は生後3カ月から81歳まで幅広い
    ・18歳以下が6割を占める
    ・4地域の学校・大学で計104人の生徒・学生らが集団感染していた
    ・51歳以上の感染は5%にとどまる

    一見すると高齢者には免疫があるのではないかと考えられますが、子どもの方が集団行動が多く、早く感染が広がったなど、専門家の意見はまだ一致していないようです。

    時事通信5月9日
     http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009050900257
    CNNニュース日本版5月8日
     http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200905080005.html

  3. アポネット 小嶋

    LANCETはこのほど、インフルエンザに関するサイトを立ち上げました。

    H1N1 Resource Center
        http://www.thelancet.com/H1N1-flu

    このサイトは、Elsevier社が発行する40の学術雑誌と11の学術団体の協力を得て、インフルエンザに関する論文を無料で提供するものです。

    Free content library には、診断・疫学・病理・準備・予防・監視・治療・ワクチン・ウイルス学の分野ごとに論文が掲載されています。

    日本の研究チームの論文や、日本に関する論文も掲載されています。

  4. アポネット 小嶋

    本サイトでも紹介している、国立医薬品食品衛生研究所の「海外公的機関 医薬品安全性情報」で、米FDAなどの公的機関が発表するインフルエンザ関連情報の和訳掲載が始まりました。

    医薬品安全性情報Vol.7 No.10(2009.5.14)
      >http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly7/10090514.pdf

    ・FDAがヒトにおける2009 H1N1インフルエンザのアウトブレイクへの対処としてインフルエンザ薬および診断検査の緊急時使用を許可〔米FDA〕
    ・抗インフルエンザウイルス薬と関連情報〔米FDA〕
    ・2009 H1N1インフルエンザウイルス―医療従事者向けレター〔米FDA〕

    医薬品安全性情報Vol.7 No.11(2009.5.28)
      http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly7/11090528.pdf

    ・タミフル・リレンザに関連する新たな推奨 〔EU EMEA〕
    ・インターネット経由等の処方箋によらない抗ウイルス薬の購入に対する警告〔WHO〕
    ・1歳未満の乳児におけるインフルエンザの治療と予防のための緊急推奨用量〔米FDA〕

    医薬品安全性情報Vol.7 No.12(2009.6.11)
      http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly7/12090611.pdf

    ・EUAのレビュー−新型インフルエンザA(H1N1)治療/予防におけるoseltamivir phosphate 〔米FDA〕

    医薬品安全性情報Vol.7 No.13(2009.6.25)
      http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly7/13090625.pdf

    ・WHOの新型インフルエンザパンデミック宣言に伴い,EMEAが危機管理計画を開始〔EU EMEA〕

    医薬品安全性情報Vol.7 No.14(2009.7.9)
      http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly7/14090709.pdf

    ・インフルエンザパンデミックの間の抗ウイルス薬に関する有害反応報告について〔カナダHealth Canada〕
    ・新型インフルエンザ−oseltamivir[‘Tamiflu’],zanamivir[‘Relenza’],および新型インフルエンザ用ワクチンとの関連が疑われる有害反応報告について〔英MHRA〕

  5. アポネット 小嶋

    日本感染症学会は、一般医療機関も新型インフルエンザに対応すべきとした緊急提言をまとめています。(厚労省WEBサイトに掲載)

    「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」
    〜㈳日本感染症学会・新型インフルエンザ対策ワーキンググループからの提言〜
    http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu090521-06.pdf

    提言では、下記の8項目にわたって具体的な提言を行っています。

    ? 過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学んでください
    ? 新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰でも罹患しうる病気です
    ? 新型が流行すると青壮年層の被害が甚大となるのには理由があります
    ? 流行初期から一般医療機関への受診者が激増します
    ? 重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られます
    ? 一般予防策ではうがい、手洗い、マスクが効果的です
    ? 医療従事者の感染予防にはサージカルマスク、手洗い等が効果的です
    ? 全ての医療機関が新型インフルエンザ対策を行うべきです

     予防目的でのマスク着用の是非については両論あることが併記されていますが、この提言ではマスク着用を推奨しています。 

  6. アポネット 小嶋

    厚労省は27日、国内感染確認後の新型インフルエンザ対策パンフを公表しています。
     http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/pamphlet_kokunaia.pdf

    わかりやすくていいのですが、海外渡航後に発熱したり、具合が悪くなった場合は、「まず休む」の次に、「発熱相談センター」ということになっています。 季節性のインフルエンザの流行も迎える秋以降、季節型か新型かどうかわからないとくはどうするのでしょう? とにかく医者にみてもらいましょうということになるのでしょうか?

    マスクについては、人込みに出かけることが避けられないとき、症状が出たときに受診する場合は着用するよう呼びかけています。

    ちなみに、鳥インフルエンザを想定したパンフは下記の通りです。
     http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster10.pdf

  7. アポネット 小嶋

    「サーベイランス」「PCR」など、新型インフルエンザ関連で登場する用語についての解説が掲載されています。

    新型インフルエンザ関連用語集
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02-06.html