Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

抗ヒスタミン剤、2歳未満は処方せんが必要(豪州)

 オーストラリアの公的医薬品規制機関のTGAは9日、多くの風邪薬や咳止めに含まれている鎮静作用のある抗ヒスタミン剤(sedating antihistamines)について、ベネフィットよりリスクが上回るとして、2歳未満については処方せん医薬品とすると発表しました。 続きを読む


小児用OTC風邪薬の2歳未満の使用禁止を勧告(英国)

 英国MHRAは27日、2歳未満のOTC風邪薬の使用禁止を勧告し、6歳未満についても薬剤師による販売のみに制限する販売規制を行うと発表しました。英国各紙はこれを一斉に報じています。 続きを読む


OTCのリスク分類表示案がまとまる

 22日、第2回医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会が開催され、意見が分かれていた医薬品の外箱や容器にどの分類かを記載する「表示」方法について、あらためて議論が行われました。 続きを読む


医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会

 2009年度中の施行が予定されている改正薬事法により、一般用医薬品の販売方法が変わることは皆さんもご存知かと思いますが、その販売体制や環境の整備を図るために必要な省令はまだ決まっておりません。8日、これらの省令等の制定にあたって、必要な事項を検討するための第1回検討会が開催されています。 続きを読む


風邪薬・咳止めによる事故の多くは大人の不注意が原因(米国)

 米CDC(疾病管理予防センター)の研究者らのグループは、咳止め・風邪薬による有害事象と救急治療部門(ED、Emaegency Department)に訪れると子どもの関連性を調べたデータをPediatrics 誌のオンライン版で発表しています。 続きを読む


ニュージランド政府も2歳未満の風邪薬の使用禁止を勧告

 ニュージーランド保健省(New Zealand Ministry of health)は18日、「2歳未満の小児に風邪薬や咳止めを与えてはいけない」とする警告を発表しました。 続きを読む


FDA、2歳未満へのOTC風邪薬の使用中止を呼びかける

 米FDAは17日、「小児向けのOTC咳止め・風邪薬(シロップ剤)の使用で、死亡やけいれん、動悸、意識レベルの低下などの副作用が報告されているとして、これらのOTC薬を2歳未満の乳児に使用しないよう、親・保護者に対して勧告を発表しました。 続きを読む


スイッチOTCの認知度

 マーケティングリサーチ事業等を行う“ヤフー・バリュー・インサイト”(http://www.yahoo-vi.co.jp/) は16日、「スイッチOTC薬」に関する自主調査の結果を発表しています。 続きを読む


日薬、第一類医薬品の情報提供を開始

 日薬(http://www.nichiyaku.or.jp/)は26日、第一類医薬品として承認された医薬品について、今後、該当する企業と製造販売後調査の内容等について意見交換を行い、その都度、都道府県薬剤師会及び日薬ホームページを通じて情報提供を行うと発表し、第1弾としてアシクロビル含有軟膏についての情報が会員向けページに掲載されました。 続きを読む


アデスタンG、ダレンがスイッチへ

 14日、薬事・食品衛生審議会の一般用医薬品部会が開催され、ロート製薬が申請していた膣カンジダ症に用いらるイソコナゾール硝酸塩(医療用医薬品:アデスタン、パリナスチン)製剤(膣錠)と、クラシエ製薬とロート製薬が申請していたエメダスチンフマル酸塩(医療用医薬品:ダレン、レミカット)のスイッチOTC化の審議が行われ、了承されました。3月末に開催される薬事分科会に報告されたのち、4月にも承認となる見通しです。 続きを読む