Category Archives: 病気

疾患・治療法に関する情報です。

ケアプロ

 11月28日の記事で、「薬局において血圧のチェックや、血糖値の測定などがやはり必要不可欠」と書きましたが、先月、若手看護師さんが、血糖値・総コレステロール値・中性脂肪・骨密度をそれぞれ500円で、コンビニ感覚で測定してくれるというビジネスを都内で開始し、話題になっているようです。 続きを読む


高齢者の認知症予防にイチョウ葉エキスは有用でない(米国研究)

 認知症(dementia)予防に効果があると言われているイチョウ葉エキスですが、これを裏付けるために行われた大規模試験の結果が19日付のJAMAで公表されています。 続きを読む


タミフルカプセル、備蓄用のみ使用期限が延長

 中外製薬12日、インフルエンザ対策として備蓄されている(行政備蓄品)タミフルカプセルについて、有効期間を5年から7年に延長する承認を得たと発表しました。 続きを読む


糖尿病患者への低用量アスピリンの投与は必ずしも有用ではない

 10月17日のTOPICSで、英国の研究者らが、アスピリンが心臓病の一次予防には有用ではないとした論文を発表したことを紹介しましたが、9日、今度はJAMA 誌のオンライン版に、糖尿病患者への低容量アスピリンの投与は、心臓血管病のリスクを低くするのに有用ではないとした、日本で行われた大規模試験の結果が発表されています。 続きを読む


スタチンの効果はLDL-C低下によるものだけではないかもしれない

 高脂血症の治療意義について、これまでは『高LDL-C値→心臓血管病リスクが高い→スタチンの投与』というのが定説でしたが、このほど、リスク要因は高LDL-C値ではなく、Hs-CRP(高感度C反応性タンパク:high-sensitivity C-reactive protein)の高値が関与する可能性があるとした研究の結果が米国心臓病学会及び論文で発表され、大きな話題になっています。 続きを読む


European Antibiotic Awareness Day

 かぜやインフルエンザのシーズンが近づいていますが、EUでは今年から11月18日を“European Antibiotic Awareness Day”と定め、各国ではこの日を中心に抗生剤の適正使用の一斉キャンペーンが行われます。 続きを読む


降圧利尿薬に関する検討会

 近年ARBとの少量併用療法などで見直されている、サイアザイド系利尿薬ですが、日本での承認用量は欧米での投与量と比べ数倍多いのが実情です。 続きを読む


パンデミック対策に、抗ウイルス薬のスイッチを検討(米国)

 米FDAでは29日、抗ウイルス薬諮問委員会と非処方せん医薬品諮問委員会の合同の諮問委員会を開催します。この諮問委員会では、パンデミック対策に抗ウイルス薬(タミフル・リレンザ)の家庭での備蓄を進めるために、家庭用保管品(Medkits)の導入の検討の他、これら抗ウイルス薬のOTCへのスイッチの是非について話し合いが行われるようです。 続きを読む


抗リウマチ剤メトトレキサート製剤についての注意喚起

 厚労省医薬食品局安全対策課は10月20日付けで、抗リウマチ剤として使用されるメトトレキサート製剤について、医療機関等に対して、注意喚起を行うよう各都道府県に通知を行っています。 続きを読む


医療現場の専門用語をどのようにわかりやすく伝えるか

 国民の言語生活の実態をとらえる調査研究を行っている、独立法人国立国語研究所(http://www.kokken.go.jp/)では、医療の現場で使われている専門用語などの分かりにくい言葉について、「病院の言葉」委員会を設けて、わかりにくさをなくしていくための方法論などを検討してきましたが、21日、その中間報告を公表しています。 続きを読む