ブルーライン運動(山口)

 来年の山口国体の開催を控えた山口県の薬局が始めた、うっかりドーピングを防止するための取り組みです。

“うっかりドーピング”なくそう 山口の薬局がブルーライン運動
(山口新聞 7月15日)
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0715/11p.html

山口新聞に取り上げてもらいました!スポーツファーマシスト活動報告
(大谷仁成堂薬局・ブログ 7月15日)
http://www.jinsei-do.co.jp/blog/88.html

 これは、市販薬を購入する際、ドーピング検査で禁止物質となっていう成分が入っているかどうかを分かりやすく区別するため、市販薬を下記の3つ分類し、それぞれの色のテープをパッケージに巻き付けるというものだそうです。

  • 「ブルーライン」・・大会期間中を含めドーピング禁止物質を一つも含まない薬
  • 「イエローライン」・・大会数日前まで使用可など一定の制限がある薬(薬剤師などへの相談が望ましい薬)
  • 「レッドライン」・・常に使用禁止とされている物質を含む薬

 「認定スポーツファーマシスト制度」が始まって2年目、すでに全国に多くのスポーツファーマシストが誕生していますが、こういった目に見える形での取り組みもしていかないと、スポーツクラブなどで活用ということにはつながっていかないでしょう。

 ドーピング防止における薬剤師・スポーツファーマシストの存在意義というのを一般の方に知ってもらうのによい取り組みだと思います。是非、全国に広がるといいですね。


2010年07月21日 22:36 投稿

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