少し前の論文ですが、前記事(→TOPICS 2025.12.09)関連で調べていたらヒットしたものです
研究ではNDBオープンデータを基に、オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ)、ラニナミビル(イナビル)、ペラミビル(ラピアクタ)、バロキサビル(ゾフルーザ)の5種類の抗インフルエンザ薬の処方状況を調査しています。
少し前の論文ですが、前記事(→TOPICS 2025.12.09)関連で調べていたらヒットしたものです
研究ではNDBオープンデータを基に、オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ)、ラニナミビル(イナビル)、ペラミビル(ラピアクタ)、バロキサビル(ゾフルーザ)の5種類の抗インフルエンザ薬の処方状況を調査しています。
厚労省は、オセルタミビル(タミフル)、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(イナビル)、ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物(シムビコート)の3成分について、スイッチOTCとした際の効能・効果、OTCとしてのニーズ、OTC化された際の使われ方、スイッチOTC化の課題点及びその対応策等について、意見募集を開始しています。(1月7日まで)
今回の意見募集は、医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議での検討に先立って行われるもので、承認を前提とした意見募集ではありませんが、意見募集を行い、生活者や専門家の視点でメリット・デメリットについての声を広く求めることで、評価検討会議での判断材料ともなります。
英医薬品庁のMHRAは、メサラジン投与患者において、特発性頭蓋内圧亢進症 (IIH:Idiopathic intracranial hypertension)が極めて稀だが報告されているとして、製品情報に警告を追加すると発表しています。
【英MHRA Drug Safety Update 2025.12.04】
Mesalazine and idiopathic intracranial hypertension
https://www.gov.uk/drug-safety-update/mesalazine-and-idiopathic-intracranial-hypertension
来年の2月からの販売が開始されるとされている要指導医薬品としての緊急避妊薬薬局ですが、半浴びにあたっては、近隣の産婦人科医等との連携体制についての申告が必要となっています。(→TOPICS 2025.10.28)
一方で、所在する地域の都道府県医師会と都道府県薬剤師会との間で予め合意されている場合においては、都道府県薬剤師会でとりまとめる「緊急避妊薬販売薬局等名簿」と、都道府県医師会でとりまとめられる「連携医療機関名簿」の相互の共有をもって、連携体制とすることが示されていることから、各都道府県薬剤師会単位で、「緊急避妊薬販売薬局等名簿」づくりが始まっています。
私の所属する県でも通知が来たことから、各都道府県薬剤師会がどのような対応を行っているのかHPで確認しました。
カテゴリー: Pharmacist, くすり, 地域薬剤師, 緊急避妊薬・避妊薬, 薬剤師会
2日の参議院厚生労働委員会で、猪瀬直樹(日本維新の会)委員と政府のやりとりが興味深かったので文字起こししました。
OTC類似薬の追加負担を選定療養として求めることが妥当なのか、零売も認めて、現行の法制度で可能なのかどうかの質問ではないかと思いました。
【参議院インターネット中継】
2025年12月2日・厚生労働委員会(5:34:25あたりから)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=8768
カテゴリー: くすり, 保険・医療制度/医療政策, 公的機関情報, 厚労省・PMDA, 零売・OTC類似薬
タグ: OTC類似薬, 参議院厚生労働委員会, 選定療養, 零売
英国王立薬剤師会(RPS)はこのほど、薬剤師チームを「緩和ケアと終末期ケアの中心に据える」改革を求める政策文書(policy document)を公表しています。
【RPS 2025.11.27】
Pharmacy teams must be fully integrated into palliative care, says RPS
https://www.rpharms.com/about-us/news/details/pharmacy-teams-must-be-fully-integrated-into-palliative-care-says-rps
28日、来年5月施行の改正医薬品医療機器等法で新設する「指定濫用防止医薬品」の販売要件や「要指導医薬品等の情報提供・販売の方法等に係る規定の整備」などを定めた省令を公布しています。
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令(令和7年厚生労働省令第117号)
(令和8年5月施行分、条文・新旧対照表)
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001603465.pdf
11月28日開催の中医協総会では、議題として調剤が取り上げられ、各委員からさまざまざまな意見が寄せられています。
【厚労省 2025.11.28開催】
第631回中医協
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66368.html
調剤について(その2)
https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001600992.pdf
TOPICS 2025.06.29 で中間報告書を紹介した豪州におけるビタミンB6の販売規制ですが、25日、暫定決定を踏襲した最終決定を公表し、安全対策を発表しています。
【TGA 2025.11.25】
Stronger safety controls to be introduced for products containing vitamin B6
https://www.tga.gov.au/news/media-releases/stronger-safety-controls-be-introduced-products-containing-vitamin-b6
21日、医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議が開催され、注目成分に対する検討が行われています。
うっかり実況を見なかったのですが、関係医学会・医会などからは厳しい評価が出されていますので紹介しておきます。
【厚労省 2025.11.21 開催】
第34回 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65985.html