Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

ブラジル国民薬局プログラム(PFPB)

ブラジル保健相はこのほど、政府の「Farmácia Popular」プログラムに含まれる41品目を認定薬局で無料で配布すると発表。

【Agência Brasil 2025.02.14】
Farmacia Popular ofrecerá 41 medicamentos gratuitos, anuncia ministra
https://agenciabrasil.ebc.com.br/es/saude/noticia/2025-02/farmacia-popular-ofrecera-41-medicamentos-gratuitos-anuncia-ministra

ブラジル国民薬局プログラム(PFPB)は、民間薬局との提携を通じて、プライマリヘルスケアで使用される医薬品の提供を補完することを目的とした連邦政府のプログラム。 続きを読む


海外におけるアリルイソプロピルアセチル尿素の規制状況メモ(未定稿)

本成分は現時点では濫用等のおそれのある医薬品に指定されていないが、多くの研究者などから、依存性に対する懸念が示されている

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海外におけるプソイドエフェドリン等、エフェドリン類の規制状況メモ(未定稿)

プソイドエフェドリン、エフェドリン、メチルエフェドリンなどのエフェドリン類は、高血圧・脳卒中・心筋梗塞を引き起こす危険性があることが知られている。

また、エフェドリンは痩身目的や娯楽的使用への懸念、プソイドエフェドリンやエフェドリンの原末は覚醒剤原料に指定されており、メタンフェタミンの密造への懸念がついて回る。

現在、エフェドリンは内服薬としてはほとんど使用されておらず、海外では外用薬として使われている国もある。

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海外におけるデキストロメトルファンの規制状況メモ(未定稿)(update)

デキストロメトルファンは多くの国でOTC化されている

若者の濫用は2000年代から急増、いくつかの国で濫用の懸念が指摘されたが、はっきりとした証拠がないことや、代替となる成分がないことから、フランスなどの事例を除いて、販売規制に踏み切る国は少ないようだ

一方で、若者の潜在的な濫用リスクから、米国などでは業界が中心となって啓発に取り組んでいる

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米FDA、妊娠約20週以降のNSAIDsの使用を避けるよう勧告

 なかなか医系メディアが取り上げないので記事にしました。
 
 米FDAは16日、妊娠中の約20週以降に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用すると、胎児にまれではあるが深刻な腎臓の問題を引き起こす可能性があるとして、使用制限を呼びかけています。 続きを読む


刺激性下剤の濫用対策に販売規制は必要(英国)

8月18日、英MHRAは誤用や過剰摂取による死亡例を含む重篤な報告があるとして、刺激性下剤(stimulant laxatives)の販売規制を行うと発表しました。 続きを読む


ビタミンB6の漫然使用は大丈夫?~オランダでの摂取制限(メモ)

オランダ語の情報が主で自信がありませんが、気になったのでメモとしてまとめました。翻訳などで確認して下さい。

海外でもほとんど報じられていませんが、オランダでは10月1日から商品法で1日当たりのサプリメントでのビタミンB6の摂取量を21ミリグラム以下とすることが規定されたそうです。

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バイアグラの処方箋なしでの購入が可能に(英国)(Update)

 英医薬品庁(MHRA)は28日、バイアグラ(Viagra Connect :シルデナフィル50mg)の処方箋医薬品(POM)から薬局医薬品(P)への再分類を発表しました。 続きを読む


薬局での簡易検査で抗生剤の適正使用(NHSイングランド)(Update)

 まだ、正式な発表はありませんが、NHSイングランドは、抗生剤を必要とするかどうかを確認するために簡易的テストを地域薬局で行い、GPを受診するかどうかのスクリーニング?を行う取り組みを行うと各紙が報じています。 続きを読む


FDA諮問委、バレニクリンの黒枠警告削除を評決

 14日、米FDAの諮問委員会で、バレニクリン(Chantix、本邦はチャンピックス)のLabelにある精神神経系の有害事象の注意喚起を行っている黒枠警告(boxed warning)の取り扱いが審議されました。 続きを読む