Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

薬局での簡易検査で抗生剤の適正使用(NHSイングランド)(Update)

 まだ、正式な発表はありませんが、NHSイングランドは、抗生剤を必要とするかどうかを確認するために簡易的テストを地域薬局で行い、GPを受診するかどうかのスクリーニング?を行う取り組みを行うと各紙が報じています。 続きを読む


FDA諮問委、バレニクリンの黒枠警告削除を評決

 14日、米FDAの諮問委員会で、バレニクリン(Chantix、本邦はチャンピックス)のLabelにある精神神経系の有害事象の注意喚起を行っている黒枠警告(boxed warning)の取り扱いが審議されました。 続きを読む


海外における「地域薬局・薬剤師の将来ビジョン」(メモ)(Update2)

地域薬局や地域薬剤師の役割が問われるこの頃ですが、各国で出されているビジョン(将来像・展望)、関連論文をリストアップしました。(随時追加します) 続きを読む


DPP-4阻害薬と重篤な関節痛(米FDA)

 米FDAは28日、DPP-4阻害薬の使用で関節痛を引き起こす可能性があるとして、全てのラベルに新たな警告と注意喚起を行うと発表しました。 続きを読む


コードネーム Pangea VIII(国際刑事警察機構)

 なぜか今年はあまり日本では報じられていませんが、Interpol(国際刑事警察機構:ICPO)(http://www.interpol.int/en) は18日、オンラインでの違法医薬品・偽造医薬品(illegal and counterfeit medicines)購入による健康リスクの認識を高めるため、6月9日から16日まで、各国医薬品規制機関などち協力した集中取締“Pangea VIII”(オペレーション・パンゲア)を行ったことを明らかにしました。 続きを読む


WHO必須医薬品モデルリストの最新版(20th)が公表

 WHOは8日、必須医薬品モデルリスト(WHO Model List of Essential Medicines)の最新版を公表しています。 続きを読む


ヒドロキシジンは少ない量で短期間の使用を(EMA)

 ドンペリドンに続き、使用経験が長い医薬品について注意喚起です。

 EMAのファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC:Pharmacovigilance Risk Assessment Committee)は13日、抗ヒスタミン薬のヒドロキシジン(本邦名;アタラックス)のレビュー結果を発表し、心リズムへの影響を最小にするため、使用にあたって十分留意を求める勧告を行っています。 続きを読む


シルデナフィルが処方せんなしで購入可能に(NZ)(Update)

 いろいろ紹介したい話題があるのですが、余裕なくまた半月が経ってしまいました。そんななか、注目の話題がWEB記事にアップされたので紹介します。 続きを読む


フェブリク(フェブキソスタット)は心臓病患者には安全なの?(Update)

 季刊で公表されるニュージーランド当局の安全性情報誌のPrescriber Update(http://www.medsafe.govt.nz/publications/prescriber-update.asp)の最新号に目を通したところ、「フェブキソスタット(本邦発売名:フェブリク錠)での治療は、虚血性心疾患またはうっ血性心不全の患者には推奨されない」と記されており、ちょっと驚きました。 続きを読む


学校におけるサルブタモールの緊急使用(英国)

 学校における医薬品の緊急使用というと、食物アレルギーのエピペンの使用が米国で話題になっていることを以前紹介(TOPICS 2012.09.12)しましたが、英国では、喘息発作時のサルブタモール吸入薬(本邦ではメプチン吸入)の緊急使用が10月から認められることになりました。 続きを読む