Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

4人に1人のかかりつけ医がネット購入医薬品の健康被害に遭遇(英国)

 日本では一般用医薬品の問題だけが取り上げられている医薬品のインターネット販売ですが、ネットで検索をかけると通常医師の処方せんが必要な医薬品や日本では未承認の抗うつ薬や肥満治療薬についても、個人輸入の形ではありますが販売されていことは皆さんもご存じの通りです。 続きを読む


糖尿病高齢患者の重篤な低血糖と認知症リスク

 高齢の糖尿病患者が、低血糖を起こすと認知症のリスクが高まるのではないかとする研究結果が相次いで報告されています。  続きを読む


ED治療薬、長期使用でも視力障害は認められず

 ED治療薬について、長期使用でも視力への影響はないとした研究結果が示され、各紙がとりあげています。 続きを読む


ドパミン作用薬による病的賭博は通常治療でも起こりうる(米国研究)

 ドパミン作用薬と性欲亢進・病的賭博に関する続報です。 続きを読む


心臓血管病予防でのアスピリン使用は性差・年齢の考慮が必要(米国)

 米国保健省の独立機関である予防医療に関する研究班(USPSTF:U.S. Preventive Services Task Force)は、2002年にまとめた「虚血性心疾患(coronary heart disease)におけるアスピリンの予防使用」に関する勧告について、その後発表されたエビデンスを踏まえたアップデートを16日に発表しました。 続きを読む


Tobacco Atlas Online

 6日、WEB上に“Tobacco Atlas Online”というサイトが開設されています。 続きを読む


日経DIに本サイトが紹介されました

 先月、日経DIの編集部の方が来局され、OTC販売についてのコメントを求められました。日経DIの2月号にて本サイトの紹介及び、OTC薬問題についての見解を掲載して頂きました。この場を借りて、お礼を申し上げます。 続きを読む


PPIがクロピドグレルの作用を減弱するかもしれない

 近年、日本でも広く使われている抗血小板薬クロピドグレル(商品名:プラビックス)ですが、海外ではPPIの一部との相互作用があるではないかとの指摘が相次いで出されています。 続きを読む


ヴィックス ヴェポラッブ、2歳未満への使用は安全か?

 日本でも有名なプロクター・アンド・ギャンブル社の『ヴィックス ヴェポラッブ』(大正製薬が販売、医薬部外品)について、気道の狭い2歳未満の小児が使うと気道における粘液分泌が高まり、気道の炎症を悪化させ、呼吸困難になる可能性があるとした論文がCHEST 誌に発表され、海外では大きな話題となっています。 続きを読む


患者副作用直接報告は、医療専門職からの報告を補完する

 信頼性の問題や過度の報告を懸念してか、日本ではまだ実施されていない副作用患者直接報告(Direct patient reporting of suspected adverse drug reactions by patients、本来は有害事象と訳すべきですが、この記事では副作用で統一します)ですが、国際学会では、医療専門職には話しにくい症状などの把握ができるなどの利点が報告されています。 続きを読む