Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

高齢者へのイチョウエキスの有益性

 イチョウ(葉)エキスというと、認知症の予防になるのではないかと期待されているハーブですが、このほどオレコン州立大の研究グループが、高齢者を対象に行った二重盲検ランダム化比較試験の結果をNeurology 誌のオンライン版に発表しています。 続きを読む


軽度・中等度のうつ病に薬物治療は必要か?

 英国ハル大学(University of Hull)のアーヴィング・キルシュ教授らの研究チームは、抗うつ剤は高度のうつ病(severely depressed)患者には有効だが、軽度から中度のうつ病患者に対しては、プラセボと変わらないとする研究結果をまとめてPLoS Medicine 誌に発表しました。 続きを読む


風邪薬・咳止めによる事故の多くは大人の不注意が原因(米国)

 米CDC(疾病管理予防センター)の研究者らのグループは、咳止め・風邪薬による有害事象と救急治療部門(ED、Emaegency Department)に訪れると子どもの関連性を調べたデータをPediatrics 誌のオンライン版で発表しています。 続きを読む


コレステロール低下薬の有用性で波紋(米国)

 米国では14日にMerck 社とSchering-Plough 社が発表したENHANCE試験の中間結果(preliminary results)の発表をめぐって、大きな波紋が広がっています。 続きを読む


フランスも公共の場では全面禁煙に

 フランスで1月1日(実際の取り締まりは2日から)から、バー、ディスコ、レストランなど公共の場での禁煙が実施されました。公共の場でたばこに火をつけるだけで、最高450ユーロ(約7万4000円)の罰金が科せられる他、内部での喫煙を許した施設の責任者に対しても最高750ユーロ(約12万4000円)の罰金が科せられるとのことです。 続きを読む


玩具と製薬メーカーが合弁、ターゲットは子ども?

 21日の各紙は、玩具事業を中核に、雑貨・アパレルなどの周辺事業を手がける(株)タカラトミーと、健康食品・化粧品などのOEMを手がける(株)東洋新薬が、健康食品、栄養食品の商品企画合弁会社「株式会社タカラトミーウェルネス」を設立することで合意し、12月20日付けにて合弁事業契約書を締結したと伝えています。 続きを読む


MLBミッチェル・レポート

 皆さんもご存知のように13日、米大リーグ(MLB)の薬物汚染の実態を調査したジョージ・ミッチェル元上院議員による「ミッチェル・レポート」が公表され、日本でも大きな話題になっています。 続きを読む


医療費抑制には後発医薬品の普及が必要(健保連調査)

 健保連(http://www.kenporen.com/)は、20日記者会見を行い、「医療に関する国民意識調査」の結果を報告しました。 続きを読む


進む欧州のたばこ対策、トップは英国

 10月11日から13日まで、スイスの Baselで、第4回たばこと健康に関する欧州会議2007(4th European Conference Tobacco or Health 2007)が開催され、欧州30カ国のたばこ対策の取り組み状況が報告されています。 続きを読む


米国版おくすり手帳

 米国ヘルスシステム薬剤師会(ASHP:the American Society of Health-System Pharmacists、病院薬剤師会に相当)とASHP研究教育財団(ASHP Research and Education Foundation)は、このほど sanofi-aventis 社のバックアップを受けて、“My Medicine List”を作成したと発表しました。 続きを読む