ジェネリック医薬品使用促進、現場・保険者における取組事例

 厚労省は30日、みずほ情報総研株式会社に委託し調査研究としてまとめられた、「ジェネリック医薬品 使用促進の取組事例と その効果に関する調査研究・報告書」を公表しています。

平成25年度ジェネリック医薬品使用促進の取組事例とその効果に関する調査研究業務報告書
(厚労省 2014.07.30 掲載)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/04.html

 ジェネリック医薬品の使用促進に関する厚労省の委託研究はここ数年は毎年行われ、本サイトで概要を紹介していますが、今年は使用促進に取り組んでいる医療機関、薬局、保険者を対象に、各機関が行っている使用促進策の内容、効果等に関する調査研究を実施し、有効と考えられる取組みについて、各都道府県の後発医薬品安心使用促進協議会等に情報提供し、各都道府県における使用促進に役立てることを目的としています。 

調査対象 ヒアリング調査対象となった施設等 調査研究の内容
医療機関 亀田メディカルセンター、東京労災病院、聖マリアンナ医科大学病院、守山市民病院、南国中央病院 ジェネリック医薬品導入に向けた院内への説明、採用薬決定方針・基準、院外処方への対応、医師・看護師等院内スタッフへの説明、システム整備 等
薬局 アイセイ薬局、アイン薬局(板橋店)、グッドメディカル(内藤薬局飯田店)、うおぬま調剤グループ(なのはな調剤薬局)、日本調剤、ファーマシー自由が丘薬局 患者への説明、ジェネリック医薬品の選定、在庫管理、レセプトコンピュータの活用、医療機関等への取組み 等
保険者 全国健康保険協会(本部・静岡支部)、日本アイ・ビー・エム健康保険組合、ヤマトグループ健康保険組合、静岡県森町、長崎県長崎市 加入者に対する普及啓発、差額通知、医療提供側への働きかけ

 調査研究者は、各機関でのジェネリック医薬品使用促進について、医療機関においては、「上層部との合意形成」「目標値の設定」「実動部隊となる薬剤部の意識の向上」「地域への情報発信」を、薬局については、「ジェネリック医薬品に関する更なる理解促進」「適切な在庫管理」「医療機関との間での積極的な情報交換」を、保険者については、「保険者独自の工夫による事業展開」「ジェネリック医薬品のユーザー情報を基にした医療機関等への情報発信」を推進要因として挙げています。

関連情報:TOPICS
 2013.05.29 ジェネリック医薬品使用促進、地域における取組事例
 2012.06.01 ジェネリック医薬品の先進事例に関する調査報告書
 2011.06.02 ジェネリック医薬品の先進事例に関する調査報告書


2014年07月30日 12:45 投稿

コメントが2つあります

  1. なぜ、雨後のタケノコのように、GEをこれだけ増やさなければならないのか。ただでさえ、処方薬は多いのに、覚えにくいネーミングの商品が次々と発売されている。処方薬はこれだけの数は必要ない。ましてや、医療財政抑制の名目で、行政がGEの使用数値目標を掲げて、加算の人参をぶら下げるなんて、具の骨頂だ・・。長期収載品目の薬価切り下げでは十分ではなく、それに伴ったGEの切り下げにGEメーカーは団体を組んで反対しているときく。どんどん切り下げて、GEメーカーが発売する意欲を削いだほうがいい。国民、患者にとって、同じような類のゾロを出す社会的必要価値は全くない。メーカーを儲けさせるだけだ。本当に必要な処方薬だけ残して、それ以外は全て、抹殺したほうがいい。そのほうが、医療財政抑制、患者の薬漬けにはおおいにプラスになる。政府、厚労省と医師会、製薬メーカーがつるんだ処方薬はこれほどいらない。週刊誌にも暴露されたが、もう、処方薬は袋叩きにされる時代にはいった。ただし、患者にとって必要な処方薬はこれからも、庶民の酷税、保険料で応援してあげるべきかもしれないが・・・。

  2. そもそも、先発品や後発品の薬価は妥当価格なのか。OTC薬なら、乱売競争にさらされて価格が下がるが。しかし、処方薬は薬価切り下げがあるとしても、最初の薬価がどのような根拠を持って値付けされているのか。それを、酷税、保険料、本人一部負担でまかなっている。厚労省のお役人の懐は痛まない。全て、庶民にツケを回しているのだから。反対に、厚労省を支配している政府はメーカーからがっぽりもらっている。医師会からの献金もがっぽり。損をしているのは弱い庶民。患者も保険でまかなってくれて、本人負担が少なければ、処方薬もらっとこか・・・。なんて言う始末・・・。ろくろく服用もしないで。でも、身銭を切っていないので・・・。こんな処方薬の無駄消費・・・。
    これなら、スイッチ薬化して、コスト意識と薬に対する認識(医者任せにせず、自分の薬を勉強する)を高めさせたほうが、まだ、薬物治療に対する健全性がある。でも、スイッチ薬化しても、薬剤師を含めた取り巻く輩がよってたかって、雑品化してむちゃくちゃにする。これを改善しなければ、スイッチ化しても意味がないが。とにかく、患者、消費者のための薬提供はどうあるべきか。その理想像を早く構築するべき。