論文・報告あれこれ 2025年5月をアップしました
論文・報告あれこれ 2025年4月をアップしました
論文・報告あれこれ 2024年10月をアップしました
論文・報告あれこれ 2024年9月をアップしました

高脂血薬・経口避妊薬の限定販売が可能に(豪州)

  地域薬局の薬剤師などで構成される The Pharmacy Guild of Australia(豪州薬局組合 http://www.guild.org.au/)と、the Department of Health and Ageing(豪州保健省 http://www.health.gov.au/)が3日発表した、the Fifth Community Pharmacy Agreement が、地域薬局の業務領域の拡大になるとして、豪州では話題になっています。 続きを読む


2歳未満に去痰薬は推奨できない(フランス)

 小児への風邪薬・咳止め薬の使用については、その有効性と安全性をめぐって各国でレビューが行われていますが、フランスの当局のafssaps(agence française de sécurité sanitaire des produits de santé)は29日、カルボシステイン・アセチルシステイン(日本では吸入薬)などの去痰薬(粘膜溶解薬)、安息香酸メグルミン?について、OTC薬(処方せん薬については現在確認中)の2歳未満への適応を削除すると発表しました。(フランス語による情報です。誤りがあるかもしれませんので、原文をご確認下さい) 続きを読む


コデイン配合OTC鎮痛薬の販売規制が開始(豪州)

 豪州では、今日5月1日から、リン酸コデインが配合されたOTC鎮痛剤についての販売規制が開始されています。 続きを読む


医薬品ネット販売の規制緩和など、行政刷新会議での検討へ

 30日、行政刷新会議の第2回規制・制度改革に関する分科会が開催され、今年度中の結論を目指す検討項目の候補67項目が明らかになりました。6月にまとめる政府の経済成長戦略策定までに、各省庁と調整をして正式決定されるようです。 続きを読む


薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)

 薬害の再発防止と薬事行政の在り方を検討してきた、厚生労働省の薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会は28日、医薬品行政を監視する第三者組織の設置や総合的な基本法(仮称・医薬品安全基本法)制定、承認申請の透明性の確保などを求める最終提言を長妻昭厚労相に提出しました。 続きを読む


OTC医薬品の使用環境における問題点と今後の課題(学会シンポ)

 日本アプライド・セラピューティクス学会(http://www.applied-therapeutics.org/)の第1回学術大会のシンポジウム「OTC医薬品の使用環境と問題点 ~安心・安全な使用のために~」で話をさせて頂きました。シンポを終わって感じたことを少しお話ししたいと思います。 続きを読む


DPP-4阻害剤とSU剤との併用について注意喚起指示

 厚労省は27日、DPP-4阻害剤について、SU剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されているとして、SU剤と併用する場合には、SU剤の減量の検討を求める添付文書の変更を指示しました。 続きを読む


プラビックスとオメプラゾールとの相互作用の追記を指示

 厚労省は27日、クロピドグレル硫酸塩(プラビックス)の添付文書について、オメプラゾールとの相互作用に関する情報と重大な副作用の項に横紋筋融解症に関する情報の追記を指示しました。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.8 No.9

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は4月28日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.9を公表しています。 続きを読む


第2ステージの医薬分業(日本アプライド・セラピューティクス学会)

 24~25日にかけて、参加・講演した第1回日本アプライド・セラピューティクス学会学術大会の様子を紹介します。 

 学術大会で最も耳に残ったのは、医師でもある昭和大学薬学部の木内祐二教授(薬学教育推進センター・センター長)が、教育講演の中で述べた「第2ステージの医薬分業」という言葉です。 続きを読む