Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

酸化マグネシウムのリスク区分の引き上げは見送り

 4月22日のTOPICSで紹介した,酸化マグネシウムのリスク区分変更の件ですが,6日に行われた薬事・食品衛生審議会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会で再検討が行われ,第二類への変更は行わず第三類のままとすることで意見が一致しました。 続きを読む


虫よけ剤ディートの安全性に懸念(フランス研究)

 世界中で広く使われている虫よけ剤ディートの安全性について,フランスの研究グループがBMC Biology誌に気になる報告を行っています。 続きを読む


日焼け止めによるアレルギー

 日焼け止めについては,多くの方が理解していると思いますので,今さらと思うかもしれませんが,群馬県は7月15日に次のような発表をしています。 続きを読む


プソイドエフェドリンのさらなる販売規制は行わず(英国)

 日本でもOTC鼻炎薬の成分として広く配合されているプソイドエフェドリン(PSE),またエフェドリン(EPH)はメタンフェタミンの密造の温床になるとして各国で厳しい規制が行われていることは,本サイトでも度々紹介していますが,英国医薬品庁(MHRA)は29日,これら成分が含まれるOTCの販売状況をまとめた『PUBLIC ASSESSMENT REPORT』を公表し,さらなる販売規制は行わないと発表しました。 続きを読む


ケナログが第一類医薬品として発売へ

 新薬事法施行で店頭から姿を消した『ケナログ口腔用軟膏0.1%』ですが,ブリストル・マイヤーズ社は27日から第一類医薬品としてリニューアル販売すると発表しています。 続きを読む


医薬品のネット販売規制訴訟の初公判が開かれる

 14日、ケンコーコムとウェルネットの2社が、医薬品のネット販売を行う権利の確認および省令の無効確認または取り消しを求めた行政訴訟(TOPICS 2009.5.25)の第1回公判が14日、東京地裁所で行われ、原告側からの意見陳述が行われています。 続きを読む


厚労省、OTCの販売実態を覆面調査で確認へ

 2008.9.25 のTOPICS で、消費者団体が行う覆面調査の話題を紹介しましたが、日本でも厚労省の主導で覆面調査を実施するようです。 続きを読む


特例販売業のかけこみ取得で伝統薬の新規通販は可能

 ラジオを聞いていると今でも頻繁に耳にするCM、再春館製薬の“痛散湯”(指定第二類、麻杏よく甘湯+防已)ですが、新薬事法では新規の通信販売はできないはずであり、無意味な広告ではないかと思っていましたら、実は旧薬事法の“特例販売業”という手段を使って、堂々と新規客への販売を継続しているということを知りました。 続きを読む


米FDA諮問委、アセトアミノフェンの安全対策を勧告

 TOPICS 2009.05.28 で紹介しましたが、米FDAは6月29日・30日の2日にわたって、35人の専門家を集めて、アセトアミノフェンの安全対策に関する諮問委員会を開催しました。 続きを読む


バイアグラの処方せんなしでの販売拡大へ(英国)

 英国マンチェスターの一部地域で行われている大手ドラッグストアチェーン“Boots”(http://www.boots.com/)によるバイアグラの試験販売(TOPICS 2007.02.13)ですが、英国各紙は19日よりイングランド・ウェールズにある29の店舗に拡大すると伝えています。 続きを読む