Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

医薬品ネット販売の規制緩和など、行政刷新会議での検討へ

 30日、行政刷新会議の第2回規制・制度改革に関する分科会が開催され、今年度中の結論を目指す検討項目の候補67項目が明らかになりました。6月にまとめる政府の経済成長戦略策定までに、各省庁と調整をして正式決定されるようです。 続きを読む


OTC医薬品の使用環境における問題点と今後の課題(学会シンポ)

 日本アプライド・セラピューティクス学会(http://www.applied-therapeutics.org/)の第1回学術大会のシンポジウム「OTC医薬品の使用環境と問題点 ~安心・安全な使用のために~」で話をさせて頂きました。シンポを終わって感じたことを少しお話ししたいと思います。 続きを読む


第2ステージの医薬分業(日本アプライド・セラピューティクス学会)

 24~25日にかけて、参加・講演した第1回日本アプライド・セラピューティクス学会学術大会の様子を紹介します。 

 学術大会で最も耳に残ったのは、医師でもある昭和大学薬学部の木内祐二教授(薬学教育推進センター・センター長)が、教育講演の中で述べた「第2ステージの医薬分業」という言葉です。 続きを読む


トリメトプリムのスイッチ申請は取り下げ(英国)

 英国では、アジスロマイシンがクラミジア限定でスイッチ(TOPICS 2008.11.08)されていますが、注目されていた尿路感染症向けのトリメトプリムとニトロフラントインのスイッチはメーカーが申請を取り下げたようです。 続きを読む


ブフェキサマクの承認取り消しを勧告(欧州医薬品庁医薬品委員会)

 EMA(欧州医薬品庁)の医薬品委員会は23日、接触性アレルギーのリスクが高いとして、ブフェキサマク製剤の承認取り消しを勧告しました。 続きを読む


男性型脱毛症診療ガイドライン

 先週、各メディアが取り上げた、男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)が、日本皮膚科学会ウェブサイト(http://www.dermatol.or.jp/)に20日、掲載されています。 続きを読む


日本アプライド・セラピューティクス学会学術大会シンポ

 昨年4月に設立された、日本アプライド・セラピューティクス学会(http://www.applied-therapeutics.org/)の第1回学術大会が4月24日~25日に昭和大で開催されますが、2日目に行われるシンポジウムで初のシンポジストをすることになりました。 続きを読む


トリクロサンの安全性、環境への影響

 日本でも薬用石鹸の成分などとして広く使われているトリクロサンについて、米FDAは8日、安全性に関するレビューが進行中であることを明らかにしています。 続きを読む


OTC薬は病院でもらう場合と比べた割高感の払拭も必要(厚労相)

 7日の衆議院(訂正します)の厚生労働委員会で、自民党の鴨下議員の「長期収載品などはOTCとしてスイッチされるべきではないか」と質問に対し、長妻厚労相は「前例にこだわらず、ふさわしいものを見極めたい」と答弁し、医療用医薬品の一般用医薬品への積極スイッチについて、肯定的な考えを示しています。 続きを読む


第1回ライフイノベーションWG(行政刷新会議)

 TOPICS 3.30 のコメントで紹介しましたが、行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会に属する、「ライフイノベーションワーキンググループ(WG)」の第1回会合が5日開催され、今後、「保険外併用療養(いわゆる「混合診療」)の原則解禁」「一般用医薬品のインターネット等販売規制の緩和」「医行為の範囲の明確化(診療看護師資格の新設)」など13項目14のテーマについて話し合われる事が決まりました。  続きを読む