PJ onlineがリニューアル

 英国王立薬剤師会の会誌、Pharmaceutical Journal 誌のオンライン版のPJ Onlineが今月より大幅にリニューアルされました。        

PJ online 〜 gateway to the world of pharmacy and medicines
    http://www.pjonline.com/

 これまでは、Pharmaceutical Journal 誌の全ページのPDF版とHTML化したものを掲載していましたが、今回のリニューアルでは最新のWEB技術を取り入れた魅力あるものになっています。

 本サイトでもしばしば紹介しています、PJ誌独自のニュース記事はパワーアップし、Pharmaceutical Journal 誌掲載の記事以外に、オンライン版のみのものを掲載している他、“Medicines”“Community Hospital”“ Practice & profession”“Regulation” “NHS & government”“Business & industry”“Worldwide”の分類毎に過去の記事を閲覧することができるようになりました。(但し、一定期間を過ぎるとログインが必要となるようなので、必要な記事は保存する必要がありそうです。)

News and views(PJ online)
   http://www.pjonline.com/news_and_views

 また、生涯教育や会員向けに関する情報については、今後はログインが必要になるなど、今までのオープンアクセスから一定の制限が加わります。

 一方、インターネットならでは新たな試みとして、“Discussion area”という会員同士が意見を述べ合う場が設けられています。(今のところ、投稿内容の閲覧はオープンアクセスです)

Discussion area(PJ online)
    http://www.pjonline.com/forum

 Do yourself a favour: log on to PJ Online
   (The Pharmaceutical Journal2008;280:766)
 http://www.pjonline.com/news/do_yourself_a_favour_log_on_to_pj_online

 今までも、“letter”という会員からの質問に対し、執行部が答えるページがありましたが、この“Discussion area”では、自らテーマを立ち上げ議論を求めることもできる、いわゆる電子フォーラムの形式がとられていまるのが特徴です。

 投稿は実名記載が原則で、投稿上の細かなルールが記され、削除の場合もあるとの記載されていますが、現場の生の声を伝えたり、自らの提案ができる点でとても画期的な試みではないかと思います。

 日薬もこんなサイトを立ち上げてくれたら、多くの会員が結集してくれるのではないかと思うのですが。


2008年07月04日 23:00 投稿

コメントが1つあります

  1. アポネット 小嶋

    PJ Online のニュース記事は、1ヶ月くらいで見ることができなくなるようです。

    そこで、思い切って、登録をしました。
    読めなくなった、過去の記事が見られてほっとしました。

    サイト右上のregisterをクリックすると、登録画面が出ますので、
    任意のパスワードとメールアドレス、名前を入力して、送信すれば大丈夫です。