Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

抗生剤がなくても、風邪はよくなる(英国キャンペーン)

 英国保健省(Department of Health)は4日、医師に対する抗生剤の耐性問題への再認識と、一般的な風邪に抗生剤は効果がないことを患者に意識付けるため、全国キャンペーンを開始すると発表しました。 続きを読む


グルコサミンとワルファリンの相互作用

 豪州の医薬品・医療機器等の公的規制機関TGAは1日、Australian Adverse Drug Reactions Bulletin の最新号を公表し、グルコサミンとワルファリンとの相互作用が疑われる12の事例があったと発表しています。 続きを読む


ニュージランド政府も2歳未満の風邪薬の使用禁止を勧告

 ニュージーランド保健省(New Zealand Ministry of health)は18日、「2歳未満の小児に風邪薬や咳止めを与えてはいけない」とする警告を発表しました。 続きを読む


FDA、2歳未満へのOTC風邪薬の使用中止を呼びかける

 米FDAは17日、「小児向けのOTC咳止め・風邪薬(シロップ剤)の使用で、死亡やけいれん、動悸、意識レベルの低下などの副作用が報告されているとして、これらのOTC薬を2歳未満の乳児に使用しないよう、親・保護者に対して勧告を発表しました。 続きを読む


ビスホスホネート製剤と筋骨格痛

 米FDAは7日、ビスフォスネート製剤を服用している患者に日常生活に支障をきたすような激しい筋肉痛、関節痛、骨の痛み(=筋骨格痛、musculoskeletal)が起きる可能性があるとして、注意を呼びかけました。 続きを読む


スタチンの相互作用情報(英国)

 英MHRA(医薬品庁)は7日、Drug Safety Update(DSU)の最新号を発表し、この中でスタチンの相互作用とアトルバスタチン(リピトール)についての最新情報を掲載しています。 続きを読む


フェンタニル貼付剤の不適正使用に注意喚起(米FDA)

 米FDAは21日、フェンタニル貼付剤(デュロテップパッチ、米国名:Duragesic)について、2005年7月の公衆衛生に関する助言(FDA Public Health Advisory)以降も、不適切な処方や患者の誤用によって、死亡例や重い副作用が相次いでいるとして、メーカーに対し、製品情報(product information)の更新と、患者向け医薬品ガイド(medication guide for patients)を作成するよう求めました。 続きを読む


FDA諮問委、Mevacorのスイッチは今回も認めず

 13日、米FDAの非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)と内分泌代謝薬諮問委員会(Endocrinologic and Metabolic Drugs Advisory Committee)の合同会議が開催され、Mevacor(一般名:Lovastatin、本邦未発売)のOTC化を認めるかどうかの審議が行われましたが、評決の結果、10対2(棄権1)の大差でMevacorのスイッチは認めないとするとした結論が示されました。 続きを読む


英国、ピルのOTC化に向け試験販売を計画

 英国保健省は12日、来年よりピルを薬局で処方せんなしで試験販売(pilot scheme)を行うことを上院議会で明らかにしました。 続きを読む


飲む禁煙治療薬と精神神経系の有害事象

 FDAは20日、禁煙補助薬“Chantix”(成分名:Varenicline、本邦未発売) について、服用後、眠気や自殺的な考え、攻撃的な態度や異常行動が見られる報告があったとして、Early Communication(早期伝達)を出して、患者や医療従事者に注意を呼びかけるとともに、服用後の有害事象があれは報告を行うよう求めています。 続きを読む