Tag Archives: デキストロメトルファン

市販薬の過剰摂取で救急外来に搬送された患者の特徴は?

市販薬の過剰摂取で救急外来に搬送された患者の薬物乱用および依存の状況と心理社会的特徴を調査。

【PCN Rep. 2025 Aug 29】
Dependence, abuse, and psychosocial characteristics of patients transported to the emergency department due to overdose of over-the-counter drugs
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12397076/ 続きを読む


処方薬や市販薬の乱用又は依存症に対する新たな治療方法及び支援方法・支援体制構築のための研究 (2024厚生労働科学研究)

5つの研究分担課題を設定し、市販薬・処方薬が引き起こす健康問題の実態を多面的に明らかにするとともに、治療および支援の介入のあり方を検討

【2024厚生労働科学研究】
処方薬や市販薬の乱用又は依存症に対する新たな治療方法及び支援方法・支援体制構築のための研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/176298

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国際流通する偽造医薬品等の実態と対策に関する研究(2024厚生労働科学研究)

個人輸入が濫用等のおそれのある医薬品の入手ルートになる可能性を踏まえ、インターネットを介して国際流通する医薬品の実態や国際的規制の動向を明らかにするため、2023-25年の3年をかけて行われている研究です。

【2024厚生労働科学研究】
国際流通する偽造医薬品等の実態と対策に関する研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177706

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デキストロメトルファンOTC咳止め薬の再分類は不要(FDA諮問委)

14日、デキストロメトルファン(DXM)含有OTC咳止め薬による潜在的リスクとベネフィットについての検討を行う諮問委員会(Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)が開催され、DXMをコントロールが必要な成分に再分類し、処方せんによる販売のみとすべきとしたFDAの提案は、評決の結果9対15で支持されませんでした。 続きを読む


デキストロメトルファン濫用による有害事象は少なくない(米国)

TOPICS 2010.05.09 の記事で紹介した、デキストロメトルファン(DXM)濫用による潜在的リスクとベネフィットについての検討を行う諮問委員会(Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)の開催(9月14日)に先立ち、FDAのウェブサイトに、DXMについてのレビューをまとめたFDA、業界団体CHPAの資料が31日掲載されています。 続きを読む


デキストロメトルファン濫用問題で9月にFDA諮問委開催へ

 デキストロメトルファン(DXM)含有OTC咳止め薬による濫用が後を絶たない米国ですが、FDAは5日、DXM濫用による潜在的リスクとベネフィットについての検討を行う諮問委員会(Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)を9月14日に開催すると発表しています。 続きを読む


デキストロメトルファンの濫用(米国)

 米国では鎮咳薬として最も広く使用されていたcodeine(米国では処方薬)に代わって、デキストロメトルファン(DXM)が普及し、OTCとして広く使われています。ところが、近年このDXMを含むカプセル剤(OTCなどから成分を抽出し、高含量の粉末をつめたもの)によると思われる健康被害が多発し、FDAは5月20日に、TALK PAPERで、DXM濫用についての警告を伝えています。 続きを読む