チーム医療推進方策検討ワーキンググループ

 現在厚労省では、2010年3月に取りまとめれられた「チーム医療の推進について」(TOPICS 2010.03.23)を受け、提言のあった具体的方策の実現に向け、チーム医療を推進するための方策について検討を行う「チーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG)」が行われています。 

チーム医療推進方策検討ワーキンググループ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008zaj.html#shingi111
 (議事録・配布資料はこちらから)

 WGでは、「チーム医療の取組の指針となるガイドラインの策定」「ガイドラインを活用したチーム医療の普及・推進のための方策」「各医療スタッフの業務範囲・役割について、さらなる見直しを適時検討するための仕組みの在り方」などの検討が進められており、これまで、各委員・オブザーバーからのヒアリングや資料提出が行われています。  

 2月9日に開催された第6回検討会では、ガイドライン素案の策定に向け、各委員より具体的なチーム医療の具体的実践事例が示されています。

第6回チーム医療推進方策検討ワーキンググループ
(2011年2月9日開催)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000128zk.html  

 下表に、各委員から提出のあった事例の抜粋やこれまでの提出資料などを整理してみました。

チームの名称 チームを形成する目的 薬剤師の役割 具体的に取り組んでいる施設 提出委員
外来化学療法 チーム 抗がん剤の化学療法は今まで入院患者を対象に行っていたが、患者のQOL の向上、新しい治療法の開発、医療経済等から外来で化学療法を行うようになってきている。分子標的薬剤の発売によって、細胞障害性抗がん剤と異なる重篤な副作用が発現し、その副作用対策のためには複数の診療科の医師の関与が必要になってきている。また、高額な抗がん剤を使用することによる医療費の問題も生じており、医師がチームのリーダーとして薬剤師、看護師、社会福祉士がそれぞれの専門性を持って参加することによって適正に外来化学療法を行うことができる。
(→第6回WG提出資料
抗がん剤調製を実施し、通院治療センター、薬剤師外来(医師の診療前に患者と面談し、経口抗がん剤や医療用麻薬の使用に関し医師へ処方提案する)、診察時の同席において、患者に抗がん剤、麻薬、抗凝固薬等の薬効、副作用等を説明 他詳細→リンク 独立行政法人国立がん研究センター東病院 土屋文人
(国際医療福祉大学附属病院 薬剤統括部長

 
 
 
 
 
 
 
 

 

抗がん剤治療を通院にて受ける患者では副作用の早期発見は難しく、また、副作用発現時の迅速な対応ができないことが問題である。このため、来院時に患者に対して起こりうる副作用内容、対処法を確実に伝えるとともに、継続治療を行っている患者に対しては副作用モニタリング、副作用対策を実施する必要がある。医師不足の状況で、外来がん化学療法室にて薬剤師が医師、看護師と連携をとりながら患者への治療内容の説明とともに副作用に関して指導を行うことは、がん治療における安全性を確保する上で必須である。
(→第6回WG提出資料
患者への治療説明、副作用と有効性のモニタリング、電子カルテへの患者指導内容の記録、副作用対策のための処方提案、抗がん剤レジメンの管理、レジメンに基づく処方鑑査、抗がん剤の無菌的混合調製、医師・看護師への情報提供 岐阜大学医学部附属病院
医療安全管理部チーム 現在の医療は高度化・複雑化しており、いかに注意喚起しても事故防止には限界がある。そこで、病院全体で医療事故やインシデントに関する情報を収集し、事故の起こりにくいシステムを検討し、医療現場フィードバックし、組織の欠陥を是正することが有効なリスクマネジメントとなる。
(→第6回WG提出資料
インシデントには薬剤に関わるものが多く、重篤になる可能性が高い。したがって、薬剤に関するインシデント事例では、薬剤師の情報提供、積極的な対策の立案が不可欠であり、ほとんどの医療安全部会議の議題に積極的に関与している。詳細→リンク 山形大学医学部附属病院
集中治療チーム 集中治療の対象となる患者は、多種多様の重症疾患を抱えたうえ、心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能など様々な臓器機能が低下している。年々治療法が進歩していく中で、作用が急激な注射剤の多種併用、患者の状態に応じた時間単位のきめ細かな投与薬剤・投与量の設定、様々な医療機器の使用など、各職種の医療スタッフがチームを組み、その専門性をもとに治療の質、安全性の向上を図ることは非常に重要である。このようなチーム病棟専従型他職種チームが構築されてはじめて質が高く安全な集中治療が可能となる。
(→第6回WG提出資料
薬物療法の占める割合が大きいうえに、作用が急激な注射剤の多種併用、患者の状態に応じたきめ細かな投与薬剤・投与量の変更の必要性、劇薬・毒薬の使用頻度の高さなどから、薬剤師が病棟専従型のチームの一員として医師・看護師とともに安全かつ効果的な薬物療法のサポート、薬学的プロブレムに基づいた介入、医薬品管理を行う。 長崎大学病院
周術期安全管理および感染管理チーム 手術室は麻薬,向精神薬,毒薬,麻酔薬などの厳格な管理を必要とする薬品が頻繁に使用されるため医薬品の適正管理が最も必要な場である。常に生命に直結する現場であり,手術を安全に行い、かつ感染を起こさないようにするためには効率的な体制の整備と適切な感染管理が重要である。各職種が専門的な分野での役割を担い,チーム医療を実践している。
(→第6回WG提出資料
手術室で使用される医薬品の管理、術前内服薬・術後染予防抗菌薬のチェック、手術関連医薬品の適正使用に関する情報提供 北里大学病院
病棟専任薬剤師による病棟常駐業務 入院患者に対する薬物治療は必然である。そして、状態の変化に対応して薬物治療も変化していく。薬物治療が必要な患者に対して、必要な時に必要な対応を病棟常駐薬剤師が他の専門職種と連携を持ちながら実践していく必要がある。これにより、安心で適切な薬物治療が実践され、早期治療、早期退院に結びつき、患者のQOLを改善することができる。
(→第6回WG提出資料
詳細→リンク 名古屋共立病院
2 病棟3 名の薬剤師病棟常駐体制 薬剤師の病棟常駐により、薬剤管理指導の対象・対象外にかかわらず全ての入院患者の薬歴管理を実現する。常に薬剤師が病棟にいることで患者情報(入退院情報、持参薬情報、術後経過、治療経過、薬の効果・副作用発生状況など)をリアルタイムで把握し、それらの情報を医師・看護師と共有しながら、安全で質の高い薬物治療を実現する。2病棟3名体制により薬剤師不在日をなくすことで、日による偏りをなくし、常に一定の質を保つことができる。さらに、持参薬を含む全ての医薬品の使用・管理を薬剤師が日々チェックすることで、薬剤事故を未然に防ぎ、病棟内における医薬品の安全管理を徹底する。
(→第6回WG提出資料
病棟における与薬業務や注射のミキシング等の直接的な作業を行うために常駐配置をするのではなく、多職種による安全なプロセスを確立するための専門的助言、管理、チェックなどを日常的に行う。常に病棟内を安全な環境に保つことが薬剤師の役割である。 東住吉森本病院
慢性期病院(医療療養病棟・介護療養型病院)におけるチーム医療 高齢者は、多くの疾患を有し多剤併用を余儀なくされている上に、薬物の代謝・排泄機能の低下や身体運動機能・精神機能の低下にともなう服薬能力等多くの問題を抱えている。そこで、医師や看護師のみならず多くの専門職が患者のそばに寄り添って患者の状態を確認し、各専門職のもつ評価やケアプラン等の情報をカンファレンスに持ち寄って情報共有しながら適切なキュアおよびケアの方針を検討することで、よりよりケアを提供する事が出来る。
(→第6回WG提出資料
薬学的アセスメントに基づいた薬学的ケアの提供および指導をおこない他職種の評価にもとづく患者情報を総合的に評価し薬物療法の向上に反映する 総泉病院、
三条東病院、
鳴門山上病院 
T・TAK(退院後も繋ぎます 貴方の心と身体) 入院から在宅・施設への退院調整を含めた移行支援について、多くの病院職種が関わることによって様々な問題を提起し退院までに解決することが可能となる。また家庭における生活支援にも看護師・MSW
のみならず多くの専門職が関わり援助することで質の高い生活を送ることも可能となる。
(→第6回WG提出資料
服薬説明 薬に対する日頃の疑問への回答。貼り薬の上手な貼り方説明 IHI 播磨病院
転倒転落防止チーム 精神科でのヒヤリハット・事故報告のうち、転倒事故は多く報告されている。転倒事故から骨折や寝たきりになることを防ぐため、転倒事故防止対策を講じる必要がある。転倒事故防止対策として、医師・薬剤師・看護師・作業療法士が参加する委員会を開催し、転倒事故報告の発生原因と対応策の検討を行い、また、複数回転倒する患者に対しては同職種にてラウンドを行い細部にわたる予防対策を講じることで、転倒患者の減少を目指すことが可能となる。
(→第6回WG提出資料
現在服用している薬剤の妥当性の検討と転倒事故を誘発する可能性がある薬剤の検討を実施。さらに、薬剤が原因と考えられる場合には代替薬の提案及び変更のスケジュールの提案を行う。 静和会 浅井病院
高齢者の誤嚥性肺炎予防におけるチーム医療 嚥下機能の低下した高齢者は、食事形態の工夫や経管栄養をおこなっているが、誤嚥性肺炎を繰り返す患者は少なくない。医師と薬剤師で検討し抗菌薬を適正に使用するが長期間に及ぶ場合や耐性菌の出現、ADLの低下などの問題を抱えている。そこで、誤嚥性肺炎の発症を少なくするために、「口腔ケアの取り組み」を看護師と介護福祉士のみならずリハビリスタッフの言語聴覚士も加わり患者の情報共有しながら行っている。
(→第6回WG提出資料
抗菌薬治療の評価とこれまでの抗菌薬治療歴、検出細菌や保菌状況に基づいた誤嚥性肺炎を繰り返すリスクの高い患者の選び出しとそれらの情報提供 松江生協リハビリテーション病院
術後疼痛管理(PCA(Patient Controlled Analgesia))チーム 術後疼痛の管理の質を向上させる・術後疼痛管理にかかわる医療関係者の負担を軽減する
(→第6回WG提出資料
PCAのための基礎薬液を薬剤部が調製手術の推移を確認した手術室サテライト勤務薬剤師がフェンタニルを混合調製病棟薬剤師が、病棟帰室後、薬学的に効果と副作用、感染兆候をモニタリング 国家公務員共済組合連合会虎の門病院
母乳保育支援チーム 合併症を有する妊娠は少なくない。このため妊娠・授乳期であっても薬物療法が必要になるが、母児の安全性に関する人のデータは限られているため、治療中断による健康上の問題が生じたり、母乳保育のメリットが得られない事態が発生している。母子の健康を科学的根拠に基づき支援するため、産婦人科医、小児科医、助産師、病棟薬剤師(妊婦・授乳婦専門薬剤師を含む)が、母乳保育のメリットを最大限に生かすチーム医療を構築する。
(→第6回WG提出資料) 
薬物療法中の妊婦(近未来の授乳婦)が授乳した場合の、経母乳的な乳児への影響を評価するための科学的根拠の調査・ 周産期カンファランスにて、調査結果を提示し評価とチームの対応を協議。妊婦(授乳婦)に授乳のメリット乳児リスクの有無をカウンセリング可能であれば授乳中の薬物濃度を測定し評価をフィードバック 国家公務員共済組合連合会虎の門病院
せん妄対策チーム せん妄患者やせん妄リスク患者に対する適切な予防や初期介入により、QOLの向上や入院期間の短縮、丌要な薬剤使用の回避を図る。
(→第6回WG提出資料)
処方内容や薬効の評価、病態に応じた処方の提案。 千葉大学医学部附属病院・ 長浜赤十字病院 市川幾恵
(昭和大学統括看護部長)
子どもの入院支援チーム 入院中の子どもの教育を受ける権利を保障し、病気を抱えながらも規則正しい生活を送り、子どもの成長に合わせて学びや楽しむ場を提供することで、QOLの向上を図る。
(→第6回WG提出資料)
  昭和大学病院、独立行政法人 国立成育医療研究センター病院、聖路加国際病院、神奈川県立こども医療センター
呼吸ケアチーム 人工呼吸器装着患者に対して、各専門的な視点でアセスメントし介入することで、合併症を予防し、早期に離脱ができる。
(→第6回WG提出資料)
  昭和大学病院
糖尿病チーム 糖尿病センターとして、患者を中心とするチーム医療を推進する。
(→第6回WG提出資料)
必要に応じて、入院患者の服薬指導を行う。 東京都済生会向島病院
チーム医療の一員としての医師事務作業補助者(医療クラーク)の活用 煩雑な事務作業が勤務医の疲弊を増幅し、地域における勤務医の立ち去りの要因の一つと考えられている状況を打開するため、医師事務作業補助者(医療クラーク)を導入し、その効果を検証した
(→第6回WG提出資料
  埼玉県済生会栗橋病院 遠藤 康弘
(埼玉県済生会栗橋病院 院長)

 
ヒアリングスライド
(第4回WG→議事録  
在宅栄養サポートチーム 入院中に行った的確な栄養管理の方法を在宅生活に応用するために、在宅での療養を支援する職種(ケアマネジャー、看護師、ホームヘルパーなど)や本人・家族に対し、在宅訪問栄養食事指導を行う。これにより、患者の生活の質の向上、原疾患の治癒促進および感染症等の合併症の予防、再入院予防に結びつくことができる。
(→第6回WG提出資料
  緑風荘病院 川島 由起子
(聖マリアンナ医科大学病院栄養部長)

ヒアリングスライド
(第3回WG→議事録
栄養サポートチーム(周術期栄養管理~外来から入院・退院における栄養サポート) 消化管がんの手術予定患者について、術前に主観的包括的栄養評価(SGA)を実施し「中等度栄養障害」以上と評価された患者(術前ハイリスク患者)について、外来はもとより入院中においてもNSTによる栄養介入を実施することで、術後在院日数の短縮および転帰の改善を目指す。
(→第6回WG提出資料
病棟配属された薬剤師が薬物療法における提案や疑義照会時に、医師の同意・指示に基づいて処方・注射・検査をオーダするなど医師オーダサポート業務を実施し医師の支援・業務軽減を図る。 株式会社日立製作所日立総合病院
横断的・専門的チームの高度な栄養管理(緩和ケアチーム、ストーマ・褥瘡ケアチーム) 全ての入院患者に対して栄養評価を行い、最もふさわしい栄養療法を提供する。また高度な栄養管理を要求される患者に対し、横断的・専門的チームとして治療に深く貢献する。
(→第6回WG提出資料
全病棟担当制となっており、薬剤の投不方法の管理、副作用情報の提供。薬剤配合変化や誤投薬のチェック、薬剤の投不方法が実際に各症例に適しているか否かから見た栄養サポートを実施。全カンファレンスに参加。 札幌社会保険総合病院
退院支援調整チーム 病院等で医療を受けた患者・家族が、退院後も切れ目なく必要な医療の提供と、ライフステージに合った在宅療養生活支援を安心して受けられる退院システムを構築する。
(→第6回WG提出資料
薬の説明、地域薬局との連携 独立行政法人神奈川県こども医療センター 田口良子
(神奈川県三崎保健福祉事務所保健福祉課長)
地域関係機関と連携した在宅療養生活支援チーム 患者が在宅療養生活を継続するために、地域関係機関の役割機能を発揮し、ライフステージにおいて必要な在宅療養生活支援システムを構築する。
(→第6回WG提出資料
  神奈川県域保健福祉事務所
摂食・嚥下サポートチーム 嚥下障害のある患者すべてに対して、必要のある時に専門職種へ連携して、対応する事ができる。これにより、患者の入院生活の向上、現疾患の治療の促進および誤嚥性肺炎等の合併症を予防して、栄養の改善や早期退院に結びつくことができる。
(→第6回WG提出資料
  昭和大学病院 向井美惠
(昭和大学口腔ケアセンター長)
ヒアリングスライド
(第3回WG→議事録「病院でのチーム医療における歯科の係わりに関する調査」概略
(第5回WG)病院でのチーム医療における歯科の係わりに関する調査」概略
(第5回WG)
人工呼吸器関連肺炎(VAP)予防チーム 人工呼吸器装着患者すべてに対して、必要のある時に専門職種へ連携して、対応する事ができる。これにより、患者の入院生活の向上、現疾患の治療の促進および肺炎等の合併症を予防して、呼吸の改善や早期退院に結びつくことができる。
(→第6回WG提出資料
  昭和大学病院
NST(栄養サポート)チーム 栄養障害の状態にある患者(Alb 3.0以下)に対して必要な時に必要な対応を専門職種がおこなうことができる。これにより、患者の生活の質向上、原疾患の治癒促進および感染症等の合併症を予防し、早期退院に結び付けること。
(→第6回WG提出資料
医師の指示による静脈栄養剤の選択。薬剤の副作用のチェック。 昭和大学藤が丘病院、昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
消化器外科病棟における周術期のチーム医療 誤嚥性肺炎や、創感染のリスクがある食道癌患者における周術期の口腔ケアや摂食・嚥下機能評価、訓練を通して他職種と協働して対応している。これにより、手術後の合併症予防や適切な栄養摂取方法、早期退院に結び付く事ができる。
(→第6回WG提出資料
  昭和大学横浜市北部病院
がん患者の口腔ケアサポートチーム 口腔ケアによりがん治療に伴う口腔粘膜炎や真菌感染症など様々な口腔合併症を予防・軽減する。その結果、治療時の患者の苦痛を軽減することが可能になり、治療を完遂できるようになる。最終的には、治療成績の向上が期待でき、がん治療の質が向上する。
(→第6回WG提出資料
院または外来通院治療でおこなう抗がん剤治療患者の服薬指導時に、口腔内のトラブルを訴える患者が確認できた場合、速やかに口腔ケアチームに依頼する。また含嗽剤の使用方法や鎮痛剤の服用方法について指導する。 静岡県立静岡がんセンター
在宅摂食・嚥下医療チーム 摂食・嚥下障害を有する患者またはそのリスクのある在宅療養患者に対して、関連職種が連携協働することにより医療や介護の情報を共有し、摂食・嚥下障害者への適切な食支援と摂食・嚥下リハビリテーションの充実を図り、患者の生活の質の向上、介護する家族の負担軽減、栄養改善、誤嚥性肺炎予防に結びつけることを目的とする。
(→第6回WG提出資料
嚥下機能に応じた薬剤形状の変更、服薬指導を行う。在宅状況に応じた薬剤の配達を行う。 口腔保健センター「あぜりあ歯科診療所」(豊島区歯科医師会) など
急性期リハビリテーションチーム 脳卒中ケアユニット(以下SCU)の配置人員は,専従理学療法士または作業療法士1名となっているが,基準通りの1名の配置では到底十分なリハビリテーションを提供することは丌可能である。当院では365日体制でSCUにおける急性期リハとチーム医療を実践するために,理学療法士3名,作業療法士1名,言語聴覚士1名を配置している。この配置により,SCU入室期間約5日間に患者1名につき1日あたり平均6単位のリハビリテーションを提供することができている。
(→第6回WG提出資料
  相澤病院
スライド
森田 秋子
(初台リハビリテーション病院 ST部門チーフ
     

 

 リハビリテーションチーム医療における事例提示(第4回WG→議事録

回復期リハにおける転倒対策(病棟チームでの対応) 回復期リハでは,より発症早期の患者が入院するようになり,意識障害を呈し病識が丌十分な状態で入院されるケースが増えている。さらに,早期ADL自立を目標に積極的な活動を促進するために,常に転倒事故が起きるリスクが存在する。転倒の原因や発生する状況はさまざまであり,麻痺やバランス等の運動機能障害,注意や病識等の高次脳機能障害,丌安などの心理要因,明るさや段差などの環境要因,トイレ切迫,服薬等その他の要因が複合的に絡んでいるため,多職種の連携が欠かせない。そのため,転倒リスクの高い患者に対して,病棟チームで取り組むことが有効である。
(→第6回WG提出資料
  船橋市立リハビリテーション病院
スライド
肥満外科治療チーム 肥満及び肥満に起因する疾患の改善及び完治
→ QOL(Quality of Life)の向上、患者が満足すること
(→第6回WG提出資料
手術前後の薬剤管理 四谷メディカルキューブ、  取出 涼子
(初台リハビリテーション病院 教育研修局 SW部門チーフ

 
 
栄養サポートチーム 栄養障害の状態にある患者またはそのハイリスク患者すべてに対して、必要な時に必要な対応を専門職種が行うことができる。これにより、患者の生活の質の向上、原疾患の治癒促進および感染症等の合併症を予防し、早期退院に結びつくことができる。
(→第5回WG提出資料
重症病棟を中心に病棟配属され、薬剤から見た栄養サポートを実施。全カンファレンスに参加。 近森病院 近森正幸
(近森病院 院長)


チーム医療のあり方
(第2回WG→
議事録    
 

 

回復期リハ専門病院におけるチーム 特に脳卒中患者や肺炎による廃用症候群患者などは多くが高齢者のために、多種多様なリスク(慢性疾患や再発、合併症)を抱えている。その様な状況下で、障害の改善、家庭復帰を支援することとなる。そのためには医師・看護師のみならずその他の多くの専門職が患者の日常生活を基本とした関わりが重要であり、病棟専従多職種がチームを構築してはじめて、質の高いサービスを効率よく提供、安心した地域生活に繋げていくことが可能となる。
(→第5回WG提出資料
入院時使用薬剤の情報収集の下、医師・看護などに情報提供、本人・家族指導 長崎リハビリテーション病院、初台リハビリテーション病院 他 栗原正紀
(長崎リハビリテーション病院 理事長) 回復期リハ病棟における病棟専従チーム(第5回WG)  

その他の委員・オブザーバーのヒアリング(スライド)、提出資料 

 薬剤師の代表として提出されている土屋委員の事例はもちろんのこと、他の委員提出の事例でもチーム医療における薬剤師への期待は少なくありません。  

 また、チーム医療の中でさまざまな職種がどのような形で関わっているかを垣間見ることができます。  

 地域医療連携でも、こういった形での整理ができないのかな?(日薬はたくさんの事例を把握しているはず)  

(2012.08.18追記)
 2012.06.16にとりまとめが公表されていました、(詳細は上記の方が詳しい)
  「チーム医療推進のための基本的な考え方と実践的事例集」(PDF:1610KB)

関連情報:TOPICS
 2010.03.23 チーム医療の推進に関する検討会 報告書
 2011.01.19 薬剤の選択・使用には薬剤師も深く関与している実態がある(日病薬)


2011年02月15日 11:47 投稿

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