FIPは7日、9月25日の世界薬剤師デー(WorldPharmacistsDay)での今年のテーマを発表しています。
【FIP 2025.07.07】
“Think Health, Think Pharmacist” is the theme of World Pharmacists Day on 25 September 2025.
https://www.fip.org/world-pharmacists-day
以下一部抜粋します。
薬剤師は、医薬品の供給と適切な使用を確保し、予防接種や予防医療を提供し、公衆衛生キャンペーンを支援し、抗生物質の合理的な使用を促進し、ヘルスリテラシーを向上させ、特に医療サービスが行き届いていない地域を含む数百万人の人々にとって信頼できる窓口として機能しています。
つまり、薬剤師は安全で費用対効果の高い医療を提供し、医療制度を強化し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現に貢献しているのです。
政策立案者が薬剤師に投資することは、持続可能性、安全性、そして賢明な支出の道を選ぶことです。
薬剤師が十分に活用されなかったり、資格のない人材に置き換えられたりすると、そのコストは金銭的なものだけでなく、人的資源にも及びます。
世界中の薬剤師は日々、重要な医療ニーズへの対応に貢献しています。
世界薬剤師デーは、薬剤師という職業がより良い健康成果に貢献してきたことを称え、その貢献を目に見える形で示すことができる機会です。
また、薬剤師を保健戦略に完全に統合することを提唱し、政府、機関、そしてステークホルダーに対し、薬剤師への投資はすべての人にとってより健康な未来への投資であることを改めて認識してもらう機会でもあります。
今や、地域薬剤師は調剤だけでなく、ファーストアクセス対応が世界標準になりつつあります。
日本の職能団体も他に遠慮することなくこれらをしっかり訴えて、ここに少しづつ近づいていってもらいたいものです。
2025年07月08日 14:23 投稿