被災地への継続的な薬剤師の派遣とお薬手帳の配布が必要

 厚労省は5日、医薬食品局長名で、改めて被災地への薬剤師の派遣と避難所等の服薬管理のため、お薬手帳の確保と配布を依頼しています。

薬食発0405第6号
平成23年4月5日

社団法人日本病院薬剤師会会長殿
社団法人日本薬剤師会会長殿

厚生労働省医薬食品局長

継続的な薬剤師の派遣とお薬手帳の配布(依頼)

 貴会におかれては、今般の東日本大震災にっいて、必要な医療の確保に種々御協力き賜り、厚く御礼申し上げます。

 特に、被災地への薬剤師ボランティアの派遣については、広範な御支援をいただいているところであり、これまでにも、薬剤師の活躍により、薬物療法の適正化や医薬品の適切な仕分け・管理などに、大きく貢献いただいており、各界から高い評価が寄せられております。また、今般の震災においては、慢性期房療に係るニ一ズが高’く、避難所等の方々の服薬管理のためにお薬手帳の活用が効果的であることから、お薬手帳の配布やそれらを用いた服薬管理などに御支援をいただいているところであります。

 今回の震災の規模からも被災地への支援が長期化することも想定されることから、貴会におかれては、引き続き、避難所等の方々への薬物療法の適正化のため、薬剤師ボランティアを派遣するほか、お薬手帳の確保・配布について御配慮をいただけますようお願い申し上げます。

 現場では避難されている方の継続的な服薬管理や健康管理にお薬手帳がかなり有用であることが想像できます。(医療スタッフが共用できるのでしょう)

 現場の様子やどのような活動が行われているかはWEBニュースで伝えられていますが、下記掲示板や記事でも様子がうかがえます。(リンクをお許しください)

関連情報:TOPICS 2011.003.19 震災・原子力災害関連資料(Update)


2011年04月07日 09:51 投稿

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