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2007.04.06　平成19年度第1回安全対策調査会資料

タミフルの副作用報告が検討された、４日開催の厚労省の平成19年度第１回安全対策調査会の資料が異例の速さで厚労省ＨＰに掲載されています。

平成19年度第１回安全対策調査会
　　資料(厚労省4月6日掲載)
　　　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/s0404-2.html
　　議事録（厚労省6月4日掲載）
　　　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/txt/s0404-1.txt

今回の資料には、タミフル副作用報告の詳細（資料5）はもちろんのこと、メディアなどを意識してか、副作用情報の収集の現状や評価方法（資料2）、またタミフル関連文献や報告の概要（資料5-3）、インフルエンザに伴う異常行動の関する論文等について（資料7）、タミフル非使用症例の「異常な行動」等について（資料7）、各種団体等の陳情書・要望書（資料8）等、インフルエンザとタミフルに関する国内のあらゆる資料が掲載されていて、タミフル問題を理解する上でたいへん参考になります。

副作用数などは、既に各紙で報道されているのでここでは触れません。下記薬事日報などの記事を参考にして下さい。

今後は、安全対策調査会の下に安全性についてさらに詳細な調査検討を行うワーキンググループ（WG）（臨床的調査検討WG及び基礎的調査検討WG）を設置し、さらなる検討を続けていくとのことです。

関連記事：薬事日報 HEADLINE NEWS（4月5日）
　　　　　　【タミフル】異常行動は128人に発現‐19歳以下が８割を占める
　　　　　　　　　http://www.yakuji.co.jp/entry2697.html
　　　　　　【タミフル】客観的データ不足でワーキンググループ設置
　　　　　　　　　http://www.yakuji.co.jp/entry2698.html

関連情報：
　　　リン酸オセルタミビル（タミフル）の副作用報告等を踏まえた当面の対応に関する意見
　　　　（薬事・食品衛生審議会・医薬品等安全対策部会安全対策調査会　2007年4月4日）
　　　　　　　　　[PDF]（独立行政法人医薬品医療機器総合機構ウェブサイト内）

　　　TOPICS 2007.03.21　厚労省、タミフルの10代患者への原則使用中止を指示

4月6日　12:15速報　21:00更新、6月4日リンク追加