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2007.02.17 エイズヘルスケア財団が、バイアグラのOTC化に懸念を表明

エイズヘルスケア財団(AHF:AIDS Healthcare Foundation)は14日、英国ブーツのバイアグラの処方せんなしでの試験販売や、1月に報じられたファイザー社のバイアグラのOTC化の動きについて、HIVを含めた性感染症のリスクを高める可能性があるとして、懸念を表明しています。

Valentine’s Day Viagra Promotion is ‘Rx for Abuse’ Says AIDS Healthcare Foundation(AHF 2007.2.14)
  http://www.aidshealth.org/index.php?option=com_content&task=view&id=975&Itemid=193

AHFでは、不適切な内容のTVコマーシャルの影響で、バイアグラがED以外の患者にも使われていると指摘、また性欲を起こすが一方で不能になるエクスタシーやメタンフェタミンなどのドラッグと抱き合わせで販売され、こういった使い方をする同性愛の男性の間にHIV感染者が多いと指摘し、副作用の観点からも医師から処方されるべきであるとしています。

Pfizer’s Viagra + Meth = Rx for HIV, Says AIDS Healthcare Foundation in New Ad Campaign(AHF2007.12.12)
  http://www.aidshealth.org/index.php?option=com_content&task=view&id=940&Itemid=347

関連情報:TOPICS 2007.02.13 バイアグラを処方せんなしで試験販売(英国)
          2007.01.13 ファイザー社、バイアグラの欧米でのOTC化を検討
          2006.12.06 ED啓発広告は子供に悪影響を及ぼす(米国小児科学会)

参考:Prescription-free Viagra (Chemistry World 2007.2.14)
     http://www.rsc.org/chemistryworld/News/2007/February/14020701.asp 

2月17日16時30分掲載

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