2004/6/11 市議会6月定例会本会議にて一般質問を行う。

   昨日からはじまった一般質問は、議員側と行政側が対面する一問一答方式
  になった。
   私は下記の質問を行ったが、これまでだと1〜6まで、まとめて質問し、
  まとめて行政が答弁をしていた。しかし、今回から1の質問→答弁、2の質
  問→答弁、、、、となり、市民にとってわかりやすい方式になった。


   1.市長の政治姿勢について
    (1) 公約の進捗状況
    (2) 振興計画の想定人口

    2.公共下水道事業について
    (1) 市債の償還計画
    (2) 償還に関わる一般会計からの繰入金
    (3) 下水道使用料等に対する説明責任

   3.大日西地区及び中央地区の区画整理について
    (1) 居住地としての地元住民との合意形成及び一体の景観

   4.足利学校の利活用について
    (1) 市内の子供たちと足利学校との関わり合い
    (2) 体験型の観光としての活用
    
(3) 不断梅の活用:割愛

   5.循環型社会を目指した取り組みについて
    (1) 生ごみの堆肥化等に対する考え方

   6.次期振興計画における環境施策について
    (1) バイオ・ディーゼル・フューエル(BDF)と菜の花プロジェクト
    (2) 小水力発電




  Q1)市長の政治姿勢について

   (1) 公約の進捗状況
 <質問内容>
   市民会議の提案に対する実践状況と、戦略会議構想で掲げた施策に関する
  具現化の進捗状況を質問する予定であったが、前日に同様の質問があった
  ので、「残り任期あと1年で手がけたい施策は何か?」を質問した。


 <答弁とコメント>
   通告と異なる質問だったので、答弁は市民会議の提案に対する実践状況と、
  戦略会議構想で掲げた施策に関する具現化の進捗状況で、子育て支援では、
  ファミリーサポートセンター設置などが実現例として紹介された。
   子育て支援について「あしかが子育て応援ガイド」という情報誌に関して
  再質問をした。同様の情報誌が栃木市にもあり、こちらは、市の委託で民間
  が作成したが、足利市では、市のサポートがない。情報の更新も必要であろ
  うから、今後は足利市も市としてこのような民間活動をサポートすべきでは
  ないか、と質問した。
   答弁は、今後サポートの方向で検討するとのことだった。


   (2) 振興計画の想定人口
 <質問内容>
   第五次進行計画(平成8〜17年度)における平成17年の想定人口は、
  当初、17万1千人から16万5千人に下方修正された。このような想定
  人口見直しによる市政運営への影響と、次期振興計画における想定人口の
  算出方法について質問した。

 <答弁とコメント>
   想定人口の修正は、予算策定に大きく影響してくる。例として、上下水道
  の整備計画や少子化による保育所の統廃合を挙げていた。しかし、保育に
  関してはその需要は年々増加しており、これは例として不適切ではないか、
  という主旨の再質問をしたが、私の言い方が悪かったのか、質問を理解し
  てもらえず、話がかみ合わなかった。

 
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Q2)公共下水道事業について

   (1) 市債の償還計画
 <質問内容>
   まずはじめに、市債の償還計画を訊き、償還に関わって一般会計からの
  繰入金が増加している点を質問した。問題は使用料の値上げの理由として、
  繰入金が増えていることがあげられることである。

 <答弁とコメント>
   新たに借りる額より返す額のほうが多くなったため、借金残高は今後減少
  するとのことだった。借金返済を理由に、使用料の安易な値上げはしないよ
  う、経営努力をお願いしたい。
   また、償還計画については今後も詳しく調査し、事業計画そのものに無理
  がなかったのかどうかを調べてみたい。

   (3) 下水道使用料等に対する説明責任
 <質問内容>
   平成15年の使用料改定では、その理由が示されていなかったことについ
  て、なぜ「あしかがみ」に掲載しなかったかを問うた。

 <答弁とコメント>
   紙面の都合上なども理由としていたが、相模原市などは、合計3回も広報
  で説明をしているので、今後は「なぜ値上げなのか?」の理由も、しっかり
  市民に説明していただきたい。

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  Q3)大日西地区及び中央地区の区画整理について

   (1) 居住地としての地元住民との合意形成及び一体の景観
 <質問内容>
   住民との相互理解は十分にはかられているのか、さらに、足利学校・鑁阿
  寺を中心とした街並みと区画整理の関係について質問した。

 <答弁とコメント>
   住民への説明や意見の聞き取りは、通常の都市計画に比べ、かなり多くの
  時間を割いているとのことだった。また、景観については、地元の街づくり
  団体を中心に進めていくとのことだった。
   すべての住民に納得してもらうのは難しいであろうが、住民にとって納得
  のいく進め方をお願いしたい。また、この地区は、人口減少と高齢化率が他
  より高い地区でもあり、その対策も考慮していただきたい。

 
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  Q4)足利学校の利活用について

   (1) 市内の子供たちと足利学校との関わり合い
 <質問内容>
   市内の小中学生がどれだけ足利学校を訪れる機会があるのかを訊き、足利
  に生まれ育った子供として、今よりもっと多く足利学校を関わる機会をつく
  るべきではないか、と質問した。

 <答弁とコメント>
   小学4年生の社会科で足利学校のことを学び、その時や総合学習、さらに
  遠足などでも足利学校を訪れているとのことだった。
   歴史などを勉強するだけでなく、もっと足利学校で体験(講話を聴くなど)
  する機会を作って欲しい。

   (2) 体験型の観光としての活用
 <質問内容>
   現在、足利学校は参観目的だが、リピーター獲得の手段としても、今後体
  験型の観光を考えてはどうか(例えば論語素読教室など)、また、学校など
  の公的機関以外(育成会や学童保育など)にも貸し出しを考えてみてはどう
  か、を質問した。

 <答弁とコメント>
   そこを使用することを考えてはいないので、条例等の整備も必要で今後の
  課題としたいとのことだった。
   子供の学習にしても観光にしても、参観だけでは先が見えるであろうから、
  足利学校を生きた場所として使っていくことを今後は考えた方がいいと思う。

 
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  Q5)循環型社会を目指した取り組みについて

   (1) 生ごみの堆肥化等に対する考え方
 <質問内容>
   既に市営住宅等へ設置されている電気式生ごみリサイクル機の導入実績と
  その成果を質問し、生ごみ処理等、今後の循環型社会への取り組みに対して、
  民間参入の誘導策を提案した。

 <答弁とコメント>
   市営住宅には3団地に4台が既に設置され、今後も計画的に導入していく
  とのことだった。
   起業を促す補助金制度や、ゴミ減量によるインセンティブの提案に対して
  は、今後検討とのことだった。

 
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  Q6)次期振興計画における環境施策について

   (1) バイオ・ディーゼル・フューエル(BDF)と菜の花プロジェクト
   (2) 小水力発電
 <質問内容>
   37道府県87団体に広がっている「菜の花プロジェクト」と、軽油代替
  エネルギーとしてのBDFの活用、さらに河川や農業用水、上水道を利用し
  た小水力発電について、新たな環境施策の位置づけを質問した。

 <答弁とコメント>
   今後の研究課題ということだったが、地元大学との研究開発も含め、平成
  8年に環境都市宣言をしている市として、積極的な施策を期待するところで
  ある。

 
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  総括)
   今回は、一問一答方式になってはじめてということもあり、いろいろと戸惑
  いもあった。
   質問内容に関しては、会派視察やセミナー等の参加により調査・研究してき
  た事項を多く取り上げたが、広がりすぎた感もある。


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