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2007.12.18 重篤副作用疾患別対応マニュアル 新たに10件が年度内完成へ

13日、厚労省の重篤副作用総合対策検討会が開催され、新たにまとめられた10件の「重篤副作用疾患別対応マニュアル案」について審議が行われました。今後、表現の一部修正や関係学会との調整などを行った上で、年度内に完成させる見込みです。

今回、追加することになったのは、「薬物性肝障害」「麻痺性イレウス」「消化性潰瘍」「偽膜性大腸炎」「悪性症候群」「薬剤惹起性うつ病」「アナフィラキシー」「血管性浮腫」「喉頭浮腫」「非ステロイド性抗炎症薬による蕁麻疹/血管浮腫」の10種類で、下記ページにマニュアル案が掲載されています。

第4回重篤副作用総合対策検討会(2007年12月13日開催)
  厚労省資料(12月25日掲載)WAM NET 資料(12月18日掲載)

なお、今回の検討会では、新たに下記の副作用について、マニュアル作成の対象として追加することが示されました。

領域 対象副作用疾患
腎臓 腎孟腎炎、腎性尿崩症、腫瘍崩壊症候群
消化器 消化管穿孔(胃穿孔、十二指腸穿孔、小腸穿孔、大腸穿孔)
呼吸器 胸水貯留
精神 アカシジア、セロトニン症候群・振戦、新生児薬物離脱症候群
神経 末梢神経障害、小脳失調、筋緊張克進、構語障害・構音障害
免疫 蜂巣炎
産婦人科 卵巣過剰刺激症候群
感覚器 味覚障害、難聴
皮膚科 接触性皮膚炎、手掌・足底発赤知覚不全症候群
泌尿器 出血性膀胱炎

関連情報:重篤副作用疾患別対応マニュアル〜患者向け医薬品情報(Keywords)  

参考:重篤副作用マニュアル-10種類を追加
     (薬事日報HEADLINE NEWS 12月14日)
     http://www.yakuji.co.jp/entry5279.html
    日刊薬業ヘッドラインニュース 12月14日

2008年1月5日更新

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