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2007.06.06 市販鼻炎薬の販売は1回につき3日分までに制限(韓国)

韓国の食品医薬品安全庁(食薬庁)は5日、プソイドエフェドリン(エフェドリン類との記載する新聞あり、メチルエフェドリンや塩酸エフェドリン等も含むかどうかは不明)含有の鼻炎薬・風邪薬について、1回の販売量を720mgに制限すると発表しました。

今回の措置は、5月に摘発されたメタンフェタミンの密造事件を受けてのもので、1回の販売でプソイドエフェドリンとして720rを超えて(3日分)を超えて販売する場合には、今後は、購入日・購入量・購入者名の記録が義務づけられるそうです(米国のようにIDカードなどによる厳格な本人確認は求めず)。なお、子ども用のシロップなどの含量の低いものについては除外される模様です。

今回の措置について、大韓医師協会などは「根本的な対策にならない」と指摘し、改めて専門医薬品への分類変更を求めています。

今後関係法規を整備するとともに、大韓薬剤師会に対しては、当面販売数を制限するよう求めています。

関連情報:TOPICS 2007.05.02 一般用風邪薬を原料にメタンフェタミンを密造(韓国)
          2007.03.08 英国、プソイドエフェドリンの販売規制を検討

参考:中央日報・日本語版6月5日
    Medical Today 6月6日(Infoseek翻訳ページを利用)
      http://www.mdtoday.co.kr/mdtoday.html?cate=6&no=25475
    MediGate NEWS.com 6月6日     

6月6日 11:40掲載

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