☆ 織原 義明(おりはら よしあき) の政治姿勢

 足利市では過去11年間、人口が減り続けています。平成4年から平成15年までに6,469人も減っているのです(毎年1月1日調べ「あしかがみ」より)。
 仮に一人あたり年間50万円、足利市内でお買い物をするとした場合、この11年間で32億円以上のお金が足利で使われなかったことになります。
 全国的にはまだ人口は微増傾向にあることや、お隣の太田市では人口が増え続けていることを考えると、この人口減少は大きな問題といえます。
 一方、市がかかえる借金は10年前の2倍以上に膨れ上がってしまいました。特に公共下水道事業の借金増加が顕著です。

 人口減と借金増は、足利市が抱える問題の結果として現れた事実と言えます。

 

 織原義明は、人口減と借金増という厳しい現状に歯止めをかけることが、市政に携わるものとして目指さねばならない目標と考えています。
 その解決策を見いだすことは容易なことではありません。特に人口減に対しては、少子化傾向に加え、長引く不況で大変厳しい状況と言わざるを得ません。一方、借金増に関しては、支出のムダを省けばある程度は対応できるのではないかと考えています。そしてムダを省くにはさらなる情報公開が求められます。

 先の選挙では、行政に対してさらなる情報公開を求める一方で、自らも一議員としてさらなる情報公開を進めることをお訴えしました。
 1)さらなる情報公開:自らの政務調査費の積極的な公開
 2)議員としての説明責任:活動報告を定期的に行う

の2点が選挙中にお話しした選挙公約です。

 さらにパンフレットには「まちづくり6つの方針」として、以下の6つの目標も掲げました。

1)子どもの数だけ夢がある
 増加傾向にある不登校に対しては、その理解と柔軟な対応が求められています。また、学校教育も地域との結びつきをあらためて考え、民間人の先生登用などの改革を進め、子育てしたいまちをめざします。

2)やさしい福祉のまち
 お年寄りや障害をもつ方たちが安心して暮らせるよう、バリアフリー(障害物のない)施設の充実や、子どもからお年寄りまでみんなが地域とつながった、やさしい福祉のまちをめざします。

3)環境のこと、まずはゴミ問題から
 足利ではここ数年、人口が減っているにもかかわらず、ゴミの排出量は増えています。まずはゴミの減量化を実現し、環境への負荷が少ないまちをめざします。

4)財政の健全化
 市の財政は年間の予算額よりも借金のほうが多いという危機的状況にあります。無駄な支出を削る努力とともに、限られた予算のなかで、市民の満足度がより高くなる使い方をめざします。

5)市民参加のまちづくり
 住みやすいまちは、住んでいる人がまちづくりに積極的に参加してこそ実現するものです。あの橋やこの道路、風情ある街並みのことなど、市民がもっとまちづくりに参加できる仕組みをめざします。

6)そして大切なのはスピード
 どんなに魅力ある施策でも、近隣他市に遅れをとっていては、人口流出は止まらないでしょう。大切なのはそれを実行するスピードです。若さと行動力で『即断・即決・即行動』のスピード感ある政治をめざします。